ジムニーらしからぬスーパーカーのような甲高い音〈スズキ・ジムニー/シエラ JB64・74〉3気筒ターボのサウンドが豹変|SACLAM|マフラー カスタム

サウンドだけ聴いたら軽カーとは思えない

SACLAM

ロータスやアルファロメオなどのチューニングを得意とするサクラムは、マフラーの開発でも有名。

スポーツカー乗りの間では「サクラム管」というネーミングで浸透しているほど。

サクラムのマフラーがなぜ人気なのか。

それはどんな排気量のクルマでもF1のような甲高いサウンドを放つように、独自のノウハウで音質をチューニングしているから。

ユーザーの要望もあって新たに開発したのがJB64ジムニーだが、エンジン3気筒ターボ。

V8でも直6でもないコンパクトなエンジンで、気持ち良いサウンドを放つのかと言えば、答えは「YES」。

アイドリング時では音の変化は純正プラスα程度。

しかし回転数が上がるごとに音が次第に高くなっていき、6000回転以上で軽自動車とは思えない甲高いサウンドに衝撃を受ける。

驚くべきは競技専用ではなく、車検適合の範囲内で煮詰めたということ。

「軽自動車はもともとエンジンから出ている音圧が低いので、そこまで甲高い音は出ない。頑張って出したところで加速騒音規制に引っかかるので、その中で良い音を出すのが難しかったですね」と同社代表の宇野さん。

完成までに半年以上を費やしただけあって、音には絶大な自信を持っている。

「7000回転近辺のサウンドだけを聴いてもらうと、『何気筒のエンジンなのか分からない』と言われる。

特にトンネル内を走る時が面白くて、昔の8気筒のエンジンを積んだF1が、モナコのトンネルをくぐった時のようなサウンドを楽しめますよ」。

良くある社外マフラーのようにビジュアル重視ではなく、かと言ってパワーアップを謳う商品でもない。

サクラムのサイレンサーキットの魅力は「音」にある。ジムニーらしからぬ高音質は、一度聴いたら絶対ハマる。

マフラーは1本1本、自社の工場で製作

マフラーは自社の工場で、熟練の職人が1本ずつ丁寧に製作している。

納期は忙しい時期だと2ヶ月ほどかかる場合もあるが、大量生産品とは違って仕上がりが非常にキレイだから、待つ価値は大いにある。

特に溶接痕は、クルマに付けるのがもったいないほど美しい。

「皆さんクルマに付ける前にマフラーを眺めるじゃないですか。その時に溶接痕を見て、ニヤッとできるようなマフラーを作りたい。だから品質には特にこだわっています」。

サイレンサーにはサクラムのロゴが入ったプレートを溶接。
サクラムのマフラーを装着していることをアピールできる。

過去にアルトワークス用マフラーを開発したこともあり、スズキの現行車に関してはノウハウがある。
パイプ径は3気筒ターボに相応しいと感じ、45φに決めた。

Silencer Kit

●価格:14万8000円
●対応車種:JB64W(MT車)
●発売時期:7月頃
●備考:サクラムでの装着作業工賃6000円

触媒以降から交換する、シンプルな2ピース構造。
サイレンサーユニットはリアピースに集約。
素材はステンレス。


テールエンドを美しいファンネル形状にしたのは、数値が基準をオーバーしない範囲で音圧を高める役割も担っているから。

サイレンサーは試行錯誤の末、車体に装着した時にも違和感が出ないコンパクトなサイズをチョイス。
クオリティも高い。


パイプの長さをどこで分断するかもキモとなったが、その辺りも事前にアルトワークスに携わっていたおかげでベストな分断長を出すことに成功した。

市販のマフラーは高音を消し、低音を素通りさせるサイレンサーが多い。
サクラムは逆に低音を消音する作りとなっている。

SACLAM サクラム

サクラムでは自社製品のマフラーを購入した場合、車両持ち込みの上装着も行っているので詳細は電話で確認を。
また真剣に購入を考えている人に限り、マフラーの視聴も行っている(要事前予約)。

●電話:048-584-7117
●住所:埼玉県深谷市永田1098
●営業時間:9:30〜17:30
●定休日:日曜日、水曜日(月2回)

問サクラム 埼玉県深谷市永田1098
048-584-7117  http://www.saclam.com

Vol.244 スズキ ・ ジムニー&ジムニーシエラ No.7(2020/6/30)より

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