全周リードで勝利したハミルトン「悪夢のようなスタートになることを恐れていた」メルセデス【F1第7戦】

 2020年F1ベルギーGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはF1キャリア89回目、シーズン5回目、スパ・フランコルシャンでの4回目の勝利を獲得した。

 ハミルトンはポールポジションからミディアムタイヤでスタート、アクシデントによるセーフティカー出動時の11周目にハードタイヤに交換し、1周もリードを譲ることなく最後まで走り切った。

 この勝利でハミルトンの獲得ポイントは合計157点となり、ドライバーズ選手権でのリードがさらに拡大した。

2020年F1第7戦ベルギーGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)、勝利を映画「ブラックパンサー」主演の故チャドウィック・ボーズマンさんに捧げ、「ワカンダ・フォーエバー」のポーズ
2020年F1第7戦ベルギーGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)、勝利を映画「ブラックパンサー」主演の故チャドウィック・ボーズマンさんに捧げ、「ワカンダ・フォーエバー」のポーズ

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=1位
 スパは特別なサーキットだ。ここをただ走り続けろと言われても僕は平気だよ。それでも僕にとって楽なコースではないから、ここでポールを獲って優勝できたなんて、最高の気分だ。

 ここでの1周目は、ストレートで大きなトウ(スリップストリーム)が発生するから(それを利用されると)、悪夢になりかねない。でもなんとかバルテリ(・ボッタス/メルセデス)の前を維持し、そこから強力なレースをした。

 毎戦、ホイール・トゥ・ホイールの戦いの末に勝つことができるなら、その方がいいけれど、今日のレースには特別な難しさがあった。とにかくタイヤをうまく管理して、後方とのギャップを維持して走ることが重要だったんだ。終盤、シルバーストンで起きたようなタイヤトラブルがまた発生するのではないかと思って少し心配になったが、ありがたいことにタイヤは最後まで持ってくれた。

 現場に来ているスタッフ、ブラックレーとブリックスワースのファクトリーで働いているスタッフ全員のおかげで成し遂げられた勝利だ。僕らは数年にわたり、たくさんの成功を積み重ねてきたけれど、全員が今も変わることなく、改善を目指して懸命に努力し、集中して仕事にあたっている。素晴らしい精神だし、こういう環境で働くことで僕は力をもらっている。