フェルスタッペン「大満足の3位とはいえない。パンクが心配だったがピットに入れず」レッドブル・ホンダ【F1第7戦】

 2020年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3位を獲得した。

 フェルスタッペンはミディアムタイヤで3番グリッドからスタート、オープニングラップでダニエル・リカルド(ルノー)と激しく競り合うが、3番手をキープ。11周目にアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が相次いで激しいクラッシュを喫し、セーフティカーが導入され、その際にフェルスタッペンはピットストップを行い、ハードタイヤに交換した。

 その後も3番手を走り、2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)と僅差を走る場面もあったが、フェルスタッペンは終盤、タイヤのバイブレーションを訴え始め、上位とのギャップが広がり始めた。そのため、3番手で確実にフィニッシュすることに集中、ウイナーであるルイス・ハミルトン(メルセデス)とは15.455秒差、ボッタスとは7.007秒差で3位でチェッカーを受けた。フェルスタッペンは6戦連続で表彰台を獲得した。

2020年F1第7戦ベルギーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が3位でフィニッシュ
2020年F1第7戦ベルギーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が3位でフィニッシュ

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=3位
 このコースは大好きだけど、今日のレースは僕にとってはあまりエキサイティングなものではなかった。バトルがほとんどなく、自分自身のレースに集中し、最大限の結果を出すことを目指した。

 ミディアムタイヤではあまりグリップがなかった。ハードに履き替えた直後にはバルテリにプレッシャーをかけようとしたが、彼はペースを上げるよう指示された後、遠ざかって行った。その後は単独走行になったんだ。

 残念ながら上位に大きな動きはなかったし、タイヤの摩耗がとてもひどかったためにプッシュすることができなかった。レース終盤にはバイブレーションを感じたので、タイヤを労わり、リスクを避けて、確実にフィニッシュすることを目指した。

 全体的に見ていい週末だったし、マシンバランスもよかったから、それについては満足できる。僕らは3位でフィニッシュするためにここにいるのではない。もっと上を目指しているんだ。それでも表彰台に上れるのはうれしいことだよ。

(レース後の会見で語り)すごく退屈だった。彼ら(メルセデス)がプッシュし始めると、全くついていくことができなかった。その上、僕の方は終盤タイヤが終わってしまったので、最後の8周はペースを落としてフロントタイヤを労わって走った。だから今日はあまり楽しくはなかった。

(後ろを走るダニエル・リカルドの影響で、2回目のピットストップを行わないという判断をしたと説明し)ルノーのトップスピードを考えると、リカルドを簡単にパスできるという確信は持てなかった。それでステイアウトすることに決めたんだ。タイヤはもう少しでパンクしそうな状態だったと思うが、それでも3位でフィニッシュできた。今日はそれ以上の結果を出すのは無理だったと思う。

 大満足の3位ではないかもしれないが、何もないよりはいい。だから十分ハッピーだよ。

(自身の公式サイトのインタビューで、最後に2回目のピットストップを行ってファステストラップを狙うという選択をしなかった理由について聞かれ)チームからピットストップしたいかと聞かれた。でもピットに入ったら、ダニエルの1秒半から2秒後ろに出ることになる。それは避けたかった。最後の数周はタイヤがパンクしないようにペースを落として走った。優勝できるチャンスはなかった。失うものしかなかったんだ。