「オーナーのラフスケッチが形に!」RX-8ベースで仕上げた独創性溢れるクーペスタイル

自動車メーカー出身者ならではのモデリング技術を総動員!

拘りが詰まったオンリーワンスタイルのRX-8

まるで欧州スポーツカーの様な雰囲気を醸し出すRX-8。製作を手がけたのは、数々の独創的カスタムコンプリートをリリースしてきた茨城県の『ダックスガーデン』だ。

今作のエアロデザインを手掛けたのはオーナー自身で、そのコンセプトは「解き放たれた矢」だ。オーナーは元々カーデザインに興味があり、ラフスケッチからCGデザインまで自らの手で行なったというから恐れ入る。

つまり、ダックスガーデンは理想を現実に落とし込む作業を担当したわけだが、『どこまでオーナーの想いに添いながら美しいフォルムを構築できるか』は、大きなセンスと技術が要求される。そのため、イメージにズレが生じないよう、ディスカッションを繰り返しながら製作を進めていったそうだ。

ちなみに、ダックスガーデンの有働さんは、某自動車メーカーで約20年に渡ってモデリングを手掛けてきたスペシャリスト。経歴を聞くだけで納得してしまうが、ほとんどボディ加工を行わずに、この大胆イメチェンを実現する手腕には技術面での裏付けがあってこそというわけだ。

ディティールを見ていく。大きくイメージを変えるボディキットのポイントは、フェイスを構成するためにデザイン変更されたヘッドライト周辺とバンパーの形状だ。そこに国産車の面影はなく、どこぞの国のスポーツカーである。

縦目のヘッドライトと高級感溢れるグリル周りが個性を演出するフロントフェイス。オーナーいわく、マセラティやフェラーリを参考にしながらデザインを進めたそうだ。

また、じっくりと全身を眺めていくと、ルーフ形状がRX-8と異なることに気付く。Cピラーにオリジナルパネルを装着することで、クーペ風の流れるスタイリングを構築しているのだ。

その他、フロントフェンダー、サイドステップ、ドアパネル、ルーフスポイラー、テールランプなどにも手が入っているが、それぞれが個々に存在感を主張をしないようモディファイ。このバランス調整には相当な苦労が伴ったようで、造形には半年を要したとのこと。

オーナーの情熱とダックスガーデンの技術力が絡み合って誕生した唯一無二のRX-8。ちなみのこのエクステリアパーツはダックスガーデンからキット化され、パーツ単体販売もされている。他オーナーとの差別化を図りたいRX-8使いはチャレンジしてみてはいかがだろうか。

●取材協力:イバフル ダックスガーデン TEL:0291−32−6478