パルクフェルメで2位ボードをはね飛ばしたマゼピン、レース2で5グリッド降格ペナルティも保留中【FIA-F2第7戦ベルギー】

 ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われた2020年シーズンのFIA-F2第7戦レース1。このレースでは、3名のドライバーにペナルティが科された。

 まずはハイテックGPのニキータ・マゼピン。角田裕毅(カーリン)の猛追を振り切りトップでレースを終えたマゼピンだったが、角田とのバトルの最中に彼をコース外へ押しやったことにより、5秒のタイムペナルティを科された。このペナルティでマゼピンと角田の順位が入れ替わり、角田の今シーズン2勝目が決まった。

 レース終了後には、パルクフェルメでマシンを停める際にマゼピンが『2』と書かれた順位ボードをはね飛ばし、これが危うく角田にぶつかるかというシーンが見られた。F2公式サイトによると、この行為についても審議が行われ、『潜在的に危険で、スポーツマンらしくない行為』と見なされレース2での5グリッド降格という裁定が下されたが、保留中となっている。スチュワードによると、ボードをはね飛ばす前にマゼピンがパルクフェルメに向かう時の速度も、速すぎるものだったということだ。

 なおマゼピンは、ピットストップの際に停止位置を示すボードをはね飛ばした件でレース中にアンセーフリリースの審議対象になっていたが、こちらは叱責処分のみとなっている。

 そしてチームメイト同士で接触してしまったMPモータースポーツの松下信治とフェリペ・ドルゴヴィッチにも、ペナルティが決まった。

 レース序盤の5周目、松下はドルゴヴィッチとサイドバイサイドで左コーナーのブランシモンを進むも、ドルゴヴィッチのフロントウイング左側と松下の右リヤが接触。松下のタイヤはバーストし、マシンのリヤ側からタイヤバリアにクラッシュ。松下はここでレースを終えることになった。スチュワードはこの接触の責任が松下にあると判断し、松下にはレース2での3グリッド降格ペナルティが科された。

 一方20位でレース1を終えたドルゴヴィッチは、義務のピットストップを最終ラップに行ったが、これがスポーティングレギュレーションの37.6条に違反しているとして失格に。松下とドルゴヴィッチは、日曜日のレース2を最後尾からスタートする。

 また、最終ラップの最終コーナーでコース外からジャック・エイトケン(カンポス・レーシング)をオーバーテイクしたとして、マーカス・アームストロング(ARTグランプリ)にも5秒のタイムペナルティが科された。13位でレースを終えたアームストロングは15位に降格となっている。

※本文を一部訂正致しました。