インディカー・ゲートウェイ戦:変則方式の予選で好アタックを見せた琢磨。パワーと分け合い、通算10度目のポール奪取

 ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲートウェイで開催されているNTTインディカー・シリーズ。第8戦の予選は、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が、そして第9戦の予選は、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が今季初ポールポジションを獲得した。

 インディ500終え、休む間もなく迎えたゲートウェイでのダブルヘッダー戦。29日は、12時から変則方式の予選が行われた。

 アイオワでのダブルヘッダー戦でも採用されたこの予選方式は、1台ずつ2周続けてアタックを行い1周目のスピードでレース1、2周目のスピードでレース2のグリッドを争う。

 エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が1番目のアタッカーとして予選がスタートする。カーペンターは、1周目を179.521mphとまずまずのスピードを記録するも、2周目は177.728mphと失速してしまった。

 エントラントポイントの下位から次々とアタックしていき、リナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)は1周目を180.070mphと好スピードを記録。2周目は178.690mphに留まる。

 オリバー・アスキュー(アロウ・マクラーレンSP)は両方を180mph台で走行。さらに11番目にアタックしたジャック・ハーベイ(メイヤー・シャンク・レーシング)は1周目を180.915mph、2周目を181.800mphを記録。1周目、2周目ともにトップに立つ。

 続いてアタックしたマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)は1周目を181.364mph走行し、ハーベイを逆転。2周目は181.723mphと2番手となった。

 前日のプラクティス走行で2番手となったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は15番目のアタック。1周目を182.394mph、2周目も182.474mphと会心のアタックを見せ、両方でトップを奪う。

 佐藤琢磨は18番目のアタック。ウォームアップラップを176.616mphで走行し、1周目を181.286mph、2周目は182.499mphとスピードを上げ、2周目はパワーと上回りトップに立った。

 前日トップのパトリシオ・オワード(アロウ・マクラーレンSP)も好アタックを見せるもパワー、琢磨のスピードを超えることはできず、ジョセフ・ニューガーデンは2周目に182.477mphと迫るも届かず。

 最後のアタッカーとなったスコット・ディクソンは1周目で182mph台を走行するも、2周目はスピードを落としてアタック終了。

 23台の走行を終え、第8戦はパワーがポールポジションを獲得し、琢磨は5番手。

 そして第9戦は佐藤琢磨がポールポジションを獲得した。琢磨は、昨年のテキサス戦以来となる通算10度目のポールポジションだ。

第8戦のポールポジションを獲得したウィル・パワー(チーム・ペンスキー)
第8戦のポールポジションを獲得したウィル・パワー(チーム・ペンスキー)