インディ500自己ベストタイの3位で終えたレイホール「1位と3位で帰ってこれたことは、かげがえのない宝だ」

 第104回インディアナポリス500マイルレースの決勝レースが23日に行われ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨が2017年以来となる2度目のインディ500勝利を飾った。

 チームメイトのグラハム・レイホールもトップ争いを演じ、自己ベストタイとなる3位フィニッシュを果たした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月頭にシーズンがスタートした2020年のインディカー。

 第2戦で2位表彰台を獲得したレイホールは、アイオワ戦レース2でも3位に入り、好調のままインディ500へと挑んだ。

 くじ引きで15日の予選アテンプト順の1番目を引いたグラハム・レイホール。まだ暑すぎないコンディションのなか好アタックを見せ、琢磨と共にポールポジションを決めるファストナインに進んだ。

 ファストナインでは8番手に留まり、3列目ミドルからのスタートとなったレイホールは、決勝で徐々にポジションを上げ、終盤はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)や琢磨と共にトップ争いを行う。

 しかし、ラストスティントで琢磨のペースには及ばず3番手のまま、残り5周を迎えた。

 ここで、もうひとりのチームメイトであるスペンサー・ピゴットが大クラッシュを喫し、レースはイエローコーションのままチェッカーフラッグ。琢磨は優勝を果たし、レイホールは3位とレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは好成績でインディ500を終えた。

 1986年に優勝した父ボビー・レイホールに続くことはできなかったが、2011年以来となる自己ベストタイの3位を獲得したレイホールは、チームメイトの心配と琢磨の勝利を称賛した。

「チームや組織全体、すべてのパートナーにとって素晴らしい日になった。スペンサー(ピゴット)が大丈夫なことを望んでいるよ。これが今の関心事さ」

「次に琢磨のドライブ全部を祝福したいね。誇りに思っているし、すべてのパートナーのために成し遂げてくれたことを感謝している」

「僕たちも勝利へと走ったが、最後のスティントがルーズになってしまったと思う。しかし、今日のピット作業は信じられないほど優れていて、前進することができた」

「今日1位と3位で帰ってこれたことは、僕にとってかげがえのない宝だ」。今日はぐるぐる回った一日だった。まだ今はチャンピオンシップを戦っており、来週末はセント・ルイスで2レースがある。RLLRは素晴らしい仕事をするよ」とレイホールは次戦へ早くも切り替えている。

 72ポイントを加算したレイホール。ランキングトップのディクソンとは121ポイント差と再び開いたが、ランキング4位でシーズン中盤戦へと挑む。