インディ500勝利の佐藤琢磨をボビー・レイホールが大絶賛「息子もいい走りをしていたが、琢磨は2度目の制覇だ」

 第104回インディアナポリス500マイルレースの決勝レースが8月23日に行われ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨が2017年以来2度目となるインディ500制覇を達成した。チームの共同オーナーであるボビー・レイホールも琢磨とチームの活躍を称賛する。

 予選3番手を獲得し、11回目のインディ500はフロントロウからスタートした佐藤琢磨。序盤から上位を争い、トップを走るスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)を追いかける展開となる。

 158周目にディクソンを交わし、トップに浮上するも最後のピット作業で再びディクソンが前に。

 しかし、琢磨はすぐにディクソンを交わすと、全車がピット作業を終えた185周目に再びトップに立つ。

 猛追を見せるディクソンのアタックを退け、レースをリードすると残り5周でスペンサー・ピゴット(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がクラッシュ。レースはそのままイエローコーションのまま200周を終え、琢磨は2度目のインディ500優勝を果たした。チームメイトのグラハム・レイホールもトップを争い自己ベストタイとなる3位でフィニッシュをしている。

 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの共同オーナーであるボビー・レイホールは快挙を達成した琢磨を称賛した。

「琢磨は一日中頑張ってくれた。最後はトラフィックが気がかかりだった。琢磨はそれをうまくクリアしたね。(スコット)ディクソンとグラハム(レイホール)もうまく交わしていた。琢磨には十分なギャップがあり、それが勝利したすべてだったと思う」

「もちろんアクシデントはあったよ。最後の5周で何が起きたかは誰にもわからない。(息子の)グラハムがすべてを尽くして、良いレースをしていたこともわかっている。しかし、琢磨は2度のインディ500制覇さ。とてもクールだよ」

「昨年のインディ500から我々はハードに取り組んできた。チームを誇りに思えっているし、グループとしてもいい予選結果だった。もちろん、レースペースも素晴らしかったね」とコメントしている。

 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとしては、2004年のバディ・ライス以来のインディ500制覇となった。

チームの共同オーナーたちと勝利を喜ぶ佐藤琢磨
チームの共同オーナーたちと勝利を喜ぶ佐藤琢磨