レッドブルF1代表「フェルスタッペンが2020年チャンピオンになるチャンスはまだ残っている」

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、同チームのマックス・フェルスタッペンが2020年のF1世界タイトルを獲得するチャンスを失ったとは考えていない。

 第6戦終了時点で4勝を挙げたメルセデスのルイス・ハミルトンがドライバーズランキングでトップに立っており、フェルスタッペンは37ポイント差で2位に続いている。今年のメルセデスの圧倒的速さを考えると、フェルスタッペンが逆転するのは容易なことではないと思われるが、ホーナーは不可能ではないと考えている。

「確かに我々が勝つ可能性は高くはない。ギャップは非常に大きい。しかしチャンスはまだある」とホーナーはF1 Nationのポッドキャストにおいて語った。

「これまで何度か、戦略を活用したり、メルセデスの不調をうまく利用して優勝した。だが、シルバーストンに関しては、実力での勝利だ」

2020年F1第5戦70周年記念GP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が今季初優勝
2020年F1第5戦70周年記念GP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が今季初優勝

 FIAはパワーユニット(PU/エンジン)のモードを予選と決勝でひとつに限定する方針を定めており、この新規定が第8戦イタリアGPから導入されるものと考えられている。予選Q3でパワーを上げる“予選モード”を禁じるこの規制は、メルセデスの予選での圧倒的な速さを抑え、他とのギャップを縮めることになると考えられている。ホーナーはこの動きがどういう影響をもたらすかを注視しつつ、レッドブルRB16の開発を進めていくと語った。

「異なるエンジンセッティングの禁止がどういう結果をもたらすかは、実際に見てみるまでは分からない。我々としては自分自身のマシンの改善を進めていくだけだ」とホーナーは言う。

「今はそこに完全に集中している。このマシンが来年の出発点にもなるから、なおさらだ」

 メルセデスが2014年からタイトル6連覇を飾る以前には、レッドブルが4年連続で王座についていた。
「それ以来、チームを強化してきたが、当時と同じメンバーも多い」とホーナー。

「スタッフ全員が、再びタイトル争いに加わりたいという思いを持っており、モチベーションは非常に高い。そのために皆が全力を尽くしている」