スーパーフォーミュラ:2020年は有効ポイント制を導入。上位5大会分のポイントでシリーズを競う

 8月18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する株式会社日本レースプロモーション(JRP)は8月29〜30日にツインリンクもてぎで開催する2020年シリーズ第1戦の開催概要を発表した。そのなかで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でドライバーの参戦が左右される状況を勘案し、2020年シーズンに限り“有効ポイント制”を導入することが明らかにされた。

 5ヶ月遅れで開幕戦を迎えることとなった2020年シーズンのスーパーフォーミュラ。日本政府のイベント開催に関する新型コロナウイルス対応ガイドラインにそって、観客上限を5000人とするなど、対策を講じて開催を迎えることとなった。レースフォーマットも予選、決勝をワンデーとし、レース距離も短縮するなど、新型コロナウイルス感染防止に対応したレースフォーマットとなる。

 そんななか、8月18日時点で新型コロナウイルス感染症拡大防止の渡航制限により、ユーリ・ビップス(TEAM MUGEN)、セルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)、シャルル・ミレッシ(Buzz Racing with B-Max)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、山下健太(KONDO RACING)の6名が入国、自宅隔離期間などの問題で参戦が厳しいとされている。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響でドライバーの参戦が左右されるという状況を勘案したJRPは、2020年シーズンに限り“有効ポイント制”を導入することを決定した。

 通常のシーズンであれば、シリーズ全戦の予選、決勝で獲得したポイントを合計してシリーズタイトルを競うスーパーフォーミュラだが、2020年シーズンは“有効ポイント制”により、1大会で獲得した合計ポイントの上位5大会分が有効となり、ポイントランキングに反映される形となる。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、開幕戦を欠場するチームもあると言われているなか、欠場せざるを得ないチームにとって、この“有効ポイント制”は選手権を戦う上で大きな助けになるだろう。

 2020シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権の競技規則変更点は以下の通りだ。

■2020シーズン競技規則変更点

・予選、決勝ポイント付与変更:予選3位までと、決勝10位までにポイントが付与される。

・有効ポイント制導入:1大会で予選と決勝レース合計得点上位最大5大会分合計を選手権有効得点とする。
(有効ポイント制今シーズンのみ適用)

・ウェットタイヤ本数増:競技会期間中に使用できるウェットタイヤセット数を最大4セットから6セットに変更。

・Q2進出台数増加:予選Q2へ進出台数が12台から14台に変更。

・消火作業要員専任化:タイヤ交換要員を4名同時に確保する事が可能となる。

・自走でパークフェルメ帰着、及び残燃料1L義務化:チェッカー後、必ず自走でパークフェルメに戻る上で、ガス欠によるコース上でストップに対して罰則対象となる。

・タイヤ空気圧管理規則化:競技中最低タイヤ内圧をチェック。