「ラッセルはハミルトンと組む前に、強力なチームメイトがいる環境を経験すべき」とバトン

 2009年のF1世界チャンピオンであるジェンソン・バトンは、ジョージ・ラッセルのずば抜けた才能に疑問を持ってはいないが、将来メルセデスに移る前に、中団チームで強力なチームメイトと戦う経験を積んだ方がよいと考えている。

 ラッセルは2020年、ウイリアムズでF1の2シーズン目を戦っている。22歳の彼は未来のスターと目されており、2022年にはメルセデスに移籍しルイス・ハミルトンのチームメイトになるのではないかと考えられている。

 ウイリアムズのパフォーマンスは今年改善を見せているが、少なくとも決勝では中団グループよりも下位に留まっている。バトンは、ラッセルがビッグチームに移る前に中団上位のチームで1シーズン戦うことが彼のためになると主張した。

「ルイスと戦うのはどのみち厳しいことだが、経験が浅いと本当に難しい」とバトンは『Sky Sports F1』に語っている。

「僕は彼がルノーやレーシングポイントといったチームで、競争力の非常に高いチームメイトを持ち、彼らを相手に戦うところを見てみたい」

「彼は自信があり、速さを発揮し、現在のF1に必要な身体能力があることも証明している。それに彼のフィードバックのおかげでウイリアムズは昨年から今年にかけて大きく進歩した」

「でも、彼が高い競争力を持つ誰かと戦うところを確認する必要があるんだ」

 ウイリアムズはすでに、ラッセルが2021年にチームと3シーズン目に入ることを発表済みだ。一方バルテリ・ボッタスは、来年もメルセデスに残留することが決定した。

 ラッセルは、自分は2021年にメルセデスに移籍する準備ができていたと考えている。

「僕は完全に準備ができている」とラッセルは以前『Crash.net』に語っていた。「すでに1年と少しの経験を積んだし、今年まだたくさんレースが残っている」

「でもメルセデス側からすれば、僕を悪く思っているわけではないんだ。彼らにはこれ以上できることがないからね。結局のところ、僕にはここウイリアムズでの契約があるんだ」