「ZC33Sスイスポ乗りに吉報!」HKSフラッシュエディターが鮮烈デビュー

「ZC33Sスイスポ乗りに吉報!」HKSフラッシュエディターが鮮烈デビュー

故障診断コネクターから誰でも手軽にECUデータを書き換えられる

ブーストアップのみならずGTIII-FXタービン仕様にも対応

まさにオーナー待望といえるアイテムが登場した。そう、ZC33Sの発売から約3年。HKSの技術力を結集し、水面下で開発が進められていたフラッシュエディターが、ついに完成したのだ。

 

チューニングの要ともいえるECUセッティング。ZC33Sの攻略は決してたやすいものではなかった。なにせ、搭載されるK14Cユニットは直噴インジェクター採用のダウンサイジングターボ車だ。

「故障障診断コネクターを通じて、誰でも簡単にECUデータを書き換えられるようにするために、超えなければならないハードルが幾つもありました」とHKS第2開発部の三輪嘉彦さん。

ご存知の通り、ZC33S用のチューニングECUは多くのメーカー&ショップからリリースされている。HKSも例外ではなくマスタリーECUを発売していた。しかし、それらは全て純正ECUを取り外してデータを書き換える必要があった。つまりプロショップや販売店に車両を持ち込む、もしくは純正ECUを郵送するといった作業が伴っていた。

対して、HKSのフラッシュエディターは故障診断コネクター(OBDII端子)に繋ぐだけでインストール可能。これは史上初の快挙だ。しかも、ブーストアップやGTIII-FXタービンに適合するカスタムデータがあらかじめ用意されおり、エンドユーザーが自身の手でECUデータを書き換えられる。

ブーストアップ仕様のユーザーが、後々GTIII-FXタービンを装着してステップアップする際も、フラッシュエディターひとつで対応できる。さらにHKSパワーライター店に行けば、それぞれのクルマの仕様にあったデータに現車合わせセッティングも可能。どんな仕様にもフレキシブルに対応できる発展性もフラッシュエディターの大きな魅力なのだ。価格は7万円(税抜き)と手頃感も十分だろう。

「すでに吸排気チューンしているユーザー様でも確実に効果を体感していただけるように開発を進めました」と三輪さん。それだけにセッティング項目は多岐に渡り、燃調、点火時期の他、可変バルタイや電子スロットルマップにまで手が入る。同時に、レブリミットの引き上げ(6000rpm→6300rpm)やスピードリミッターの変更(300km/h)まで行われる。

となると気になるのが、その効果。まずは吸排気系やインタークーラーを強化したブーストアップ仕様のパワーチェック結果から紹介しよう。

フラッシュエディターにより過給圧はノーマル1.05キロから1.3〜1.35キロに引き上げられ、最高出力159.1ps、最大トルク28.1kgmを発揮(ノーマルは最高出力140.8ps、最大トルク24キロ)。最高出力を約20ps上乗せしつつ、全域でパワーを上乗せしているのも見所だ。

GTIII-FXタービン仕様では、さらに圧倒的なパフォーマンスが手に入る。タービン風量の拡大に伴い最大ブースト圧は1.4キロまで高められ、最高出力は186㎰、最大トルク30.5キロに到達。車重1トン切りの軽量マシンでこれだけのパワー&トルクを絞り出しているのだから、その過激さは想像するに容易い。ちなみにGTタービンキットは20万円(税抜き)となっている。

さらに注目したいのは、車両売却時や車検の際などにはすぐにノーマル状態に復帰できること。ECUチューニングに多少なり抵抗がある人にとっては、すぐにデフォルトに戻せる安心感は大きいことだろう。現状は6速MT車&前期型のみの適合となっているが、6速AT車&後期型についても開発を進めていくというから楽しみ。

ところで今回、撮影した車両にはもうひとつ気になるNEWアイテムが装着されていた。『コールドエアインテーク』は、剥き出しエアクリーナーをカーボン製のインテークボックスに収めることで、エンジンルームの熱害を遮断。フレッシュエアをダイレクトに取り込める構造とし、吸気温度の低減を果たしている。またエンジン内部の強化パーツの開発も進めている。

まさに怒濤のZC33S用パーツ開発を推し進めるHKSでは、フラッシュエディターの発売を記念して8月末までキャンペーンを実施。

商品を購入し、HKSホームページのオーナーズボイスに投稿すると、もれなくオリジナルキーホルダー(HKS/フラッシュエディター/SSチューン)3種類セットが贈呈されるという。買うなら間違いなく今がチャンスだ。

●問い合わせ:エッチ・ケー・エス TEL:046-286-4422