AMG最高峰サルーン『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』にも”MBUX”を標準搭載

 世界中の選手権で猛威を振るう、GT3規定ベースモデルの『AMG GT』との同一名称を持つ、メルセデスAMG独自開発の最高峰“4ドアスポーツカー”である『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』に一部改良が施され、人工知能を活用した対話型インフォテインメントシステム『MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)』を標準装備。さらにパノラミックルーフやカーボンファイバールーフもオプション設定され、7月17日より発売開始となっている。

 2019年にデビューしたこの『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』は、モータースポーツに通じる性能を有しながら、メルセデスらしい使い勝手や日常性も兼ね備えた、AMGの哲学に沿う全方位に妥協なきモデルとなっている。

 搭載されるパワートレインは2種類で、GT43とGT53に用意される3リッターの直列6気筒直噴ターボの“M256”には、DCT機構を採用する9速のAMGスピードシフトMCTとエンジンブロックの間に“ISG”と呼ばれるジェネレーターを備えたマイルドハイブリッド機構を挟み込み、48V電気システムで駆動する約1kWhのリチウムイオンバッテリーや低回転域を補う電動スーパーチャージャーなどの併用で、最高出力367~435PS、最大トルク500~520Nmを発生する。

 そしてトップグレードのGT63Sには、2基のターボチャージャーをVバンク内側に収めた“ホットインサイドV”レイアウトが特徴の“M177”が搭載され、639PS/900Nmものアウトプットを達成。0-100km/h加速は3.2秒、最高速315km/hというスーパーツポーツに相応しい数値を記録する。

 その全モデルを対象に実施された今回の改良では「Hi, Mercedes」のキーワードで起動する、人工知能技術を活用したMBUXを標準装備化。

 従来の音声認識機能は命令語が決まっており、ユーザーがそのとおりに発話する必要があったものの、このMBUXでは自然言語認識機能の搭載により事実上ほとんどの命令に従い、エアコンの温度を下げたい場合でも「暑い」と言えば理解するなど、インフォテインメントや車両操作関連の文章を認識、理解することが可能となっている。

人工知能技術を活用したMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を標準装備化

 そのうえ、クラウド上のソフトウェアモデルによって新しい流行語を覚えたり、時代による言葉の用法の変化を学習。目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報などに加え、空調や各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応し、ユーザーが次に何をしたいかを予測する能力も備える。

 また、GT43とGT53には広大な透過面積かつ室内温度に影響の少ない断熱強化ガラスを採用したパノラミックルーフが新たにオプション設定され、電動ローラーブラインドを開ければ室内に明るさと解放感をもたらしてくれる一方で、GT63Sにはモータースポーツでは定石の軽量高剛性なカーボンファイバールーフがオプション設定された。

 さらにGT63Sに標準、GT43とGT53にはOPとしてドアミラー下部から照射されるブランドプロジェクターライトを追加設定し、夜間のドアの開閉時に足元を照らすことでユーザーのホスピタリティを強化。また全グレード共通で新色”ハイテックシルバー”のボディカラーも追加されている。

 価格は、ともに左右ハンドル仕様が導入される『メルセデスAMG GT43 4MATIC+』が1216万円、 『メルセデスAMG GT53 4MATIC+』が1647万円。そしてフラッグシップとなる左ハンドル仕様のみの『メルセデスAMG GT63S 4MATIC+』が2437万円となっている。

夜間のドアの開閉時に足元を照らすことでユーザーのホスピタリティを強化。全グレード共通で新色”ハイテックシルバー”のボディカラーも追加されている

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