アウディ、SQ7とSQ8にガソリンV8ツインターボを搭載。ついに500psの壁を突破!

アウディ、SQ7とSQ8にガソリンV8ツインターボを搭載。ついに500psの壁を突破!

Audi SQ7 / SQ8

アウディ SQ7/SQ8

V8ディーゼルに代わりV8ガソリンを搭載

アウディは、高性能SUVモデルの「SQ7」及び「SQ8」に4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボユニットを搭載して英国で発売する。507ps/770Nmを叩き出すガソリンエンジンが、SQ7/SQ8の巨躯を0-100km/h加速4.1秒で猛進させる。導入は2020年秋を予定しているという。

アウディは2019年にフラッグシップSUV「SQ7」及びクーペSUV「SQ8」に4.0リッターV型8気筒のディーゼルターボユニット(TDI)を搭載し、欧州で展開していた。そのTDIに代わって採用されるのが今回のユニットだ。

4.0リッターV8ガソリンツインターボ“TFSI”を搭載したアウディSQ8のリヤ走行イメージ

507ps/770Nmで0-100km/h加速4.1秒を記録

最高出力はディーゼル比で72psアップの507psを発揮。最大トルクはディーゼルより130Nm低い770Nmとなるが、0-100km/h加速はスポーツカー並みの4.1秒を実現する。追い越し時の頼もしさの指標となる80-120km/hの中間加速は、3.8秒を記録している。

低〜中負荷時には半分の4気筒を停止させる気筒休止機構(COD)も採用。4.0リッターのV8に2基のツインスクロールターボを備えた大パワーユニットながら、燃料消費量を可能な限り抑えている。また、ターボチャージャーは90度バンク間に配置することで排ガス経路を短縮、低回転域から鋭いレスポンスを発揮するという。

アウディ SQ8のエンジン

クワトロシステムと後輪操舵を標準搭載

V8ならではの伝統的なサウンドはアクチュエーター装備付きのエキゾーストを通して周囲に響き渡る。一方で、電磁振動コイル式のアクティブエンジンマウントがエンジンの二次振動を相殺。不快なバイブレーションは解消しつつ、V8エンジンの音のみを純粋に楽しめるよう注力した。

V8ツインターボガソリンユニットには、8速AT(ティプトロニック トランスミッション)とパーマネント4WD(クワトロ)を組み合わせる。また、低速時の優れた取り回しと高速時の鋭いステアリングレスポンスを実現する4輪操舵「オールホイールステアリング」を標準搭載。低速域では後輪を前輪の逆位相に最大5度、60km/h以上では同位相へわずかに操舵する。

また、足元にはスポーティな走りから快適な長距離ドライブまで、幅広い乗り味に対応するエアサスペンションを両車ともに標準装備した。

アウディ SQ7の走行シーン

抗いがたいガソリンエンジンの魅力

アウディUKのディレクター、アンドリュー・ドイルは次のように説明している。

「近年、ハイパフォーマンスSUVのセグメントでは高効率化を果たしたガソリンエンジンが人気を伸ばしています。新たにTFSIユニットを得たSQ7とSQ8はついに500psの壁を突破、これまで以上に鮮烈なパフォーマンスをもたらします」

アウディ SQ7のリヤスタイル

4.0リッターV8のTFSIユニットを搭載したSQ7/SQ8は、ガソリンエンジンなればこその気持ちの良いレスポンスと滑らかな触感を獲得。英国販売価格はOTR(On The Road=輸送費やナンバー代、登録費などを含めたもの)で7万8000ポンド(約1046万円)/8万3000ポンド(約1114万円)。日本への導入については言及されていない。