F1がリバースグリッドの予選レース開催を提案も、メルセデスが反対

 F1は、2020年シーズン序盤に、従来とは異なるフォーマットでグランプリを開催することを検討している。

 新型コロナウイルス感染拡大により前半10戦は延期あるいは中止となり、F1はスケジュールの調整に取り組んできた。シーズンは7月初旬のオーストリアでの2連戦でスタートし、8月にはイギリスでも2連戦が開催される見通しとなっている。

『The Race』は、同じサーキットでのレースが続くことで似たような結果がもたらされることを避けるため、F1は同開催地での連戦には通常とは異なる形式を試すことを検討していると伝えた。それにより将来のフォーマット変更を視野に入れた実験を行うこともできる。

 5月29日にFIA、商業権保有者であるリバティ・メディア、F1チーム代表がオンライン会議を開催、リバティが新フォーマットについての提案を行ったという。連戦のうち2戦目の土曜には、通常の予選の代わりに30分のスプリントレースを開催し、その結果で日曜の決勝のグリッドを決めるというプランだ。
 より予測不可能な状況をもたらすため、スプリントレースのグリッドは、ドライバーズ選手権ランキングを逆にしたものが採用される。

 しかしこの案に1チームが反対の意向を明示しているといわれ、それはメルセデスであると推測されている。
 投票は、今週改訂版カレンダーが発表された後に行われる予定だが、全会一致での合意が必要になる。

2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:バルテリ・ボッタス(メルセデス)