MotoGP:イタリアGP、カタルーニャGPが延期。ロレンソのワイルドカード参戦も見送りに

 FIM(国際モーターサイクリズム連盟)、IRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)、MotoGPを統括するドルナスポーツは4月7日、イタリアのムジェロ・サーキットで5月29~31日に開催される予定だったロードレース世界選手権MotoGPイタリアGPとスペインのカタロニア・サーキットで6月5~7日に開催される予定だったカタルーニャGPの開催を延期することを発表した。

 2戦が延期されることになったこの決定は、これまでと同様に新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況を踏まえたものだ。カタルーニャGPには昨年現役引退を発表したホルヘ・ロレンソが、ヤマハからワイルドカード参戦する予定であったがこちらも見送られる。

2019MotoGP第7戦カタルーニャGP:ホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ・チーム)
2019MotoGP第7戦カタルーニャGP:ホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ・チーム)

 延期が決まったイタリアGP、カタルーニャGPと先日延期が発表されたスペインGPとフランスGPの4イベントは開催できる状況が明確になり次第、新たな開催日程の発表をするという。

 ロードレース世界選手権は、3月6~8日の第1戦カタールGPで最高峰のMotoGPクラスは開催を中止され、下位クラスのMoto2、Moto3クラスだけシーズン開幕を迎えている。今回の発表で当初第2~8戦を予定していたグランプリの日程が変更されたことになる。

 今回アナウンスされた2イベントの延期により、次戦は6月19~21日にザクセンリンクで開催されるドイツGPとなる見通しだ。しかし、FIM世界耐久選手権(EWC)ではドイツで開催のオッシャースレーベン8時間耐久ロードレースの中止が決まっているため、この大会の開催も延期される可能性が高い。改訂されたカレンダーや追加情報は、決定次第発表される予定だ。

■2020年MotoGP開催スケジュール(4月7日発表時点)

Round グランプリ サーキット 決勝レース日
第1戦 カタール ロサイル・インターナショナル・サーキット 3月8日
第2戦 スペイン ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト 5月3日(延期)
第3戦 フランス ル・マン-ブガッティ・サーキット 5月17日(延期)
第4戦 イタリア ムジェロ・サーキット 5月31日(延期)
第5戦 カタルーニャ カタロニア・サーキット 6月7日(延期)
第6戦 ドイツ ザクセンリンク 6月21日
第7戦 オランダ TT・サーキット・アッセン 6月28日
第8戦 フィンランド キュミリング 7月12日
第9戦 チェコ ブルノ・サーキット 8月9日
第10戦 オーストリア レッドブル・リンク 8月16日
第11戦 イギリス シルバーストン・サーキット 8月30日
第12戦 サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 9月13日
第13戦 アラゴン モーターランド・アラゴン 9月27日
第14戦 タイ チャン・インターナショナル・サーキット 10月4日
第15戦 日本 ツインリンクもてぎ 10月18日
第16戦 オーストラリア フィリップ・アイランド・サーキット 10月25日
第17戦 マレーシア セパン・インターナショナル・サーキット 11月1日
第18戦 アメリカズ サーキット・オブ・ジ・アメリカズ 11月15日
第19戦 アルゼンチン アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド 11月22日
第20戦 バレンシア リカルド・トルモ・サーキット 11月29日