動物の権利を提唱するハミルトン「ロックダウン生活を通して檻の中の動物の気持ちを考えて」

 メルセデスF1チームのルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行により多くの人々がロックダウンによる我慢を強いられているが、これを機に囚われの身となっている動物たちのことを考えてほしいと訴えた。

 現在進行中のパンデミックのなか、イギリスを含むヨーロッパのいくつかの国々が、感染拡大を食い止めるために都市の封鎖を開始した。

 こうした制限措置を受け、ハミルトンは小さな檻の中にいるパンダの姿をインスタグラムのストーリーに投稿。1500万人近いフォロワーに対して、動物園などで飼育下にある動物たちについて考えるよう呼びかけた。

「もしロックダウンで家にいるのなら、囚われている動物たちの過ごしている日々が少しでも分かるんじゃないかな。彼らの生活はすべてにおいて、ストップがかかった状態にある」

「この先、どんな動物園にもサーカスにも行かないでほしい。そのために支払ったお金が、そうした施設をサポートすることになってしまう。#nomorezoos(もう動物園はいらない)#freedom(自由)」

 2017年から厳しいビーガン生活を送っているハミルトンは、自らの名声を動物の権利問題を拡散するために活用してきた。3月初旬には、自身がサポートするオーストラリアのNGO野生動物保護団体のWIRESを訪れ、山林火災による大きな破壊の傷跡を視察している。

 オーストラリアGPがキャンセルとなった後、ハミルトンはメルボルンで2週間の自主隔離を行った。ロンドンでイベントに参加した際、俳優のイドリス・エルバを含む数人の陽性者との接触があったことが明らかになったことによる措置だ。

 その後ハミルトンは、コロナウイルスの危機のなかでも、通常どおり接触を続ける人々に対して、「無責任かつ自己中心的な態度」と批判の声を上げている。