トヨタの新型コンパクトSUV「ヤリス クロス」は、ist(イスト)の後継モデル!?

■ヤリスより一回り大きい3ナンバー仕様に

欧州トヨタが「ジュネーブモーターショー2020」で、新型コンパクトSUVを3月3日にワールドプレミアすると発表していましたが、昨今の情勢から公開が延期され、その後1ヶ月以上が経過したこともあり、海外などからも新たな情報がもたらされつつあります。

同社は車名は明かさないものの、1月14日にサイドシルエットをイラストで紹介、2月18日にはリヤビューのティザー画像をそれぞれ公開しており、インテリジェントAWDシステムを搭載したハイブリッドモデルであることが判明しています。

欧州トヨタが公開した新型コンパクトSUVのティザー画像

画像からは高い地上高やスクエアなホイールアーチ、シャープな横基調のテールライト、「HYBRID」や「AWD-i」のエンブレムが見て取れます。

新型ヤリスがベースで全長、ホイールベース、トレッド幅を変えられる新開発「GA-B」プラットフォームを採用。搭載エンジンはヤリスと同様、1.5L直3のハイブリッド&ガソリンモデル(120ps/14.8kgm)で、6速MT/CVTが用意されるようです。

全長、ホイールベース、トレッド幅を変えられる新開発「GA-B」プラットフォーム

また各種情報によると、車両サイズは全長:4,170mm(+230)、全幅:1,765mm(+70)、全高:1,555mm(+55)、ホイールベース:2,560mm(+10)と、ヤリスより長くワイドな3ナンバー仕様になるようで、車両後部の延長によりカーゴルームの容積アップを図るようです。

※参考 トヨタ ヤリス(ベースモデル)
全長:3,940mm、全幅:1,695mm、全高:1,500mm ホイールベース:2,550mm

最新の安全装備「Toyota Safety Sense」を搭載しており、ミリ波レーダーとカメラで先行車と一定の車間距離を保ちながら追従走行するレーダークルーズコントロールや、オートマチックハイビーム(AHB)、高速道路のクルージングをサポートするレーントレーシングアシスト(LTA)、パノラミックビューモニター付駐車支援システム アドバンスト パークなどを装備している模様。

■ライバル車は新型ホンダ フィット「クロスター」

ちなみに国内でのライバル車は、先頃デビューした新型ホンダ フィットのSUVバージョン「クロスター」になりそうで、同車も全長:4,090mm、全幅:1,725mm、全高:1,545mm、ホイールベース:2,530mmと3ナンバー仕様になっています。

新型ホンダ フィット「クロスター」

一方、トヨタは既に昨年11月、アジア市場向けに「ヤリス クロス」と銘打ったコンパクトSUVを発表しており、国内向けに同ネーミングが使われるかどうかは微妙なところ。

昨年11月に発表されたトヨタのアジア市場向けSUV「ヤリス クロス」

■国内では3代目「イスト」としてデビューする可能性も

同車との混同を避けるために「ヤリス クロスオーバー」、もしくは2016年に姿を消したヴィッツベースのクロスオーバー「ist(イスト)」の3代目として復活させる可能性もありそうです。

2016年に姿を消したヴィッツベースのクロスオーバー「ist(イスト)」

仏バレンシエンヌ近郊の「TMMF」(トヨタモーターマニュファクチャリングフランス)で製造される新型SUVは、欧州トヨタが「2025年までにヨーロッパでのトヨタの販売量の約30%を占める」と予想するほどの自信作のようで、今夏の発表、年内発売が期待されると共に、国内導入時の車名についても大いに注目されます。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車、HONDA)