ランボルギーニ、新型V12エンジン搭載ハイパーカーのシェイクダウンを完了

 ランボルギーニ・スクアドラ・コルセが開発しているトラック専用ハイパーカーのシェイクダウンがイタリア、サンタアガタ・ボロネーゼにあるファクトリーで行われ、その際に撮影された映像がティザーとして公開された。

 ランボルギーニは先月、新開発のサーキット専用マシンに搭載される新型V12エンジンを初披露した。数週間前、イタリア国内で新型コロナウイルス(COVID-19)が大流行する前に行われたという今回のシェイクダウンは、一連の開発に基づくものであると推測される。

 まだ名前が明かされていないこの車両は、最高出力830hp(841ps)を発揮する6.5リットルV12自然吸気エンジンをコクピット後部に搭載。最初にアナウンスされたのは昨年10月、ヘレスで開催されたスーパートロフェオ・ワールド・ファイナルの会場だ。

 現時点で、このハイパーカーに関する詳細情報ほほとんど発表されていないが、そのエクステリアには大型のリヤウイング、ルーフ上のエアスクープおよび、デュアルエアインテーク付きのレーシングフードなどを備え、ランボルギーニの他のロードモデルとは異なる、新しいデザインとテクノロジーが備わっていることがわかる。

 また、シャシーについてはアルミ製フロントフレームと、カーボンファイバーモノコックの組み合わせることで最高の安全基準に対応するように設計された。足回りではサーキットでの走行性能を向上させる革新的なセルフロック式ディファレンシャルを採用し、シングルナットホイールにはピレリ製タイヤが装着される。

 ランボルギーニはこのクルマを「レースで使用することはない」と繰り返し明言している。あくまでも、ユーザーが“トラックデイ”で楽しむためのサーキット専用ハイパーカーであるとし、イタリアのスーパーカーブランドが持つテクノロジーを誇示する存在とした。

 なお、名称不明のハイパーカーの開発は最終段階に入っており、順調にいけば2020年夏にワールドプレミアされる予定だ。