レッドブル・ホンダF1のフェルスタッペン、スピンで走行中断もポジティブ「マシンもエンジンも好調」

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2020年F1プレシーズンテストの5日目に十分な走行ができなかったことは大きな問題にはならないと語った。

 第2回テストの2日目である2月27日、スペイン・バルセロナは前夜、雨に見舞われ、路面が湿った状態でセッションがスタート、その後、ドライへとコンディションが変化した。

 午前担当のフェルスタッペンは31周を走行、1分17秒738(C2タイヤ)のタイムで13人中6番手となった。

 セッション序盤、空力計測装置のエアロレイクを装着してコースに出たフェルスタッペンは、最終セクターでスピン、この時はマシンにダメージはなかった。しかし午前セッション終盤にはターン5でコースオフし、グラベルから抜け出せなくなり、その場でストップした。序盤のコンディションとアクシデントの影響で、フェルスタッペンの周回数は31周にとどまった。

 しかしフェルスタッペンは、ポジティブな感想を述べている。

「午前中は天候の関係で理想的ではなかったけれど、それでも作業を進めることができた」とフェルスタッペンがコメントしたと、彼の公式サイトが伝えている。

「メインは、新しいパーツをテストして、データを集めることだった。必要なデータを収集することができたよ。理想的なコンディションではなかったと思うが、それは誰にとっても同じだ。それでもすべてがうまく機能していたと思う」

2020年第2回F1プレシーズンテスト2日目:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年第2回F1プレシーズンテスト2日目:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 フェルスタッペンによると、今週は、第1回テストほど多くの周回を走りこむことを目標とはしておらず、さまざまなパーツを試しチェックすることがプログラムのメインであり、周回数が比較的少なかったことに懸念はないという。

「先週、たくさんの周回数を稼いだ。マシンもエンジンも好調だということは分かっている。今は、いろいろなことを試しているんだ。そういう場合、マシンの変更を行うために、比較的時間がかかることがある。複雑な作業だからね」

 スピンの原因は、濡れた路面でコントロールを失ったことだと、フェルスタッペンは説明した。

「その場面を動画で見たけど、路面の濡れた部分に乗ってしまったんだね。コクピットからは見えなかった。ダメージはなかったよ。でも、マシンをガレージに戻してもらって、砂利を取り除いたりしていると、ゆうに30分はかかってしまう」

 今のチームの状況について聞かれ、フェルスタッペンはポジティブな見解を示した
「僕らは進歩している。日々、学習を積んでいるんだ。それこそ、テストでやるべきことだ」

 レッドブルのヘッド・オブ・レースエンジニアリングのギヨーム・ロケリンは、午前中は路面が濡れており午後は風が強く、難しいコンディションだったと振り返った。マシンがダメージを受けるリスクが高いコンディションだったため、慎重に作業を進めたことが、周回数に反映されたと、ロケリンは述べている。