インディカー:ヒンチクリフ、ピゴットがインディ500を含む数戦に古巣からスポット参戦

 インディカー・シリーズに参戦するアンドレッティ・オートスポートは、ジェームズ・ヒンチクリフをインディ500を含む3レースで起用することを発表。さらに、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはスペンサー・ピゴットをインディカーGPとインディ500の2戦に参戦することを発表した。

 2015シーズンからシュミット・ピーターソン・モータースポーツでインディカーを戦ったヒンチクリフ。契約はもう1年あったが、シュミット・ピーターソンがマクラーレンとコラボレートし、アロウ・マクラーレンSPとしてインディカー参戦することとなり、ドライバーラインアップも若手コンビに一新。

 シートを失ったヒンチクリフはインディカー参戦を模索していた。そんな彼を古巣のアンドレッティ・オートスポートが救うこととなる。

 2011年にニューマン・ハース・レーシングでインディカーデビューを果たし、翌年はアンドレッティ・オートスポートに移籍。2013年には3勝を挙げる活躍を見せた。

 2月中旬にアンドレッティ・オートスポートはインディ500の6台目のドライバーとしてヒンチクリフの起用を発表。古巣へと復帰を果たすヒンチクリフはインディ500に加え、インディカーGP、テキサス戦の3戦に参戦する。

「いいニュースを発表できることは素晴らしいね。2020年シーズンは、僕たちが期待していたものとはまったく違うが、アンドレッティ・オートスポートとの再会という大きなピースを加えることができて勢いに乗れそうだ。再びこのグループと仕事をし、インディカーのステアリングを握ることが待ち遠しいね」とヒンチクリフ。

 インディ500では、2015年にプラクティス走行中のクラッシュで瀕死の怪我を負い、翌年にはポールポジションを獲得。さらに2018年には涙の予選落ちを喫するなど、ヒンチクリフは数々のドラマを生み出しており、第104回インディ500ではどんな走りを見せてくれるのか注目だ。

 また、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはスペンサー・ピゴットをインディ500とインディカーGPで起用することを2月27日に発表した。

 2016年途中からエド・カーペンター・レーシングでインディカーを戦ったピゴットだったが、2020年はシートを喪失。

 2016年にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーデビューし3戦を戦っていたピゴットは、なんとか古巣復帰を果たしインディ500を含む2戦のシートをゲット。佐藤琢磨、グラハム・レイホールのチームメイトとして伝統のレースを戦う。

「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから参戦できることを楽しみにしているよ。2016年にインディカーデビューしインディ500も参戦した馴染みのあるチームに戻ることはいいことだね。5月が待ちきれないよ」とピゴット。

 チームの共同オーナーであるボビー・レイホールは「スペンサーが戻ってきて、とてもうれしいね。チーム全体のパフォーマンスに貢献できることは疑問の余地がないね。スペンサーはチームプレイヤーであり、明るい未来が待っていると思うよ」と期待を語っている。