ウイリアムズF1、メルセデス製パワーユニットにトラブル続出で3基目を投入。テストプログラムに支障

 ウイリアムズは、バルセロナで行われている第2回目のプレシーズンテスト初日にパワーユニット(PU)のトラブルに見舞われた。パワーユニットの交換に時間がかかったため、残る2日間で予定していたテストプログラムをすべて消化することはできないという。

 メルセデス製パワーユニットにトラブルが起きたのはこれが2度目だ。今回のトラブルは、テスト初日の午前中にニコラス・ラティフィに降りかかった。このインシデントによりウイリアムズの開発プログラムは混乱し、走行距離が減ることになった。この日のラティフィとチームメイトのジョージ・ラッセルの走行距離は、合計で108周となった。

 ラティフィのマシンに起きたトラブルはオイルシステムの問題に起因するものだったが、第1回目のテスト最終日に起きた問題は、メルセデスのクルーがいまだ調査中だ。

 「エンジントラブルについていくつか問題点があり、少々苛立ちました」と副チーム代表を務めるクレア・ウイリアムズは説明した。

「現在3基目のエンジンを使用していますが、そのせいで当然かなりの走行時間を失うことになって残念です」

「こうしたことはテストで起こり得ることだと思いますし、マシンのどこかがおかしいことについては、少なくとも私たち側の問題ではないと考えています」

 トラブルに見合われ走行時間を失ったものの、ウイリアムズは新車『FW43』のパフォーマンスレベルにこれまでのところ満足している。

「トラブル以外は順調に進んでおり、限られた走行時間のなかで、走行プログラムを消化しているところです」

「もっと走行距離を伸ばすことができれば、うれしく思います。今日のトラブルの原因はオイルシステムの問題にあったので、メルセデス側の話になります」

「先週はいくつか他の問題もありました。テスト最終日の問題は彼らがいまだ調査中であるため、それについては彼らに聞いてもらう必要がありますが、問題を発見できていないと思います」

「テスト2日目の夕方のトラブルでは、MGU-Hに問題があったのではと思います。MGU-Hのオイル漏れです。最終日の午前中はセンサーのトラブルがあり、そのせいで30分ほどコースから離れざるを得ませんでした」

 ウイリアムズは走行時間が減ってしまったことから、残り2日間のテストでは予定していたすべてのプログラムをこなすことができないと見られる。

「当然すべてのプログラムを実行したかったのですが、これが現実です」

「私たちはこの状況でなんとかやっていくしかありません。次の2日間でこれ以上の問題がないこと、そしてメルボルンへ向けて可能な限り最高の方法で準備ができるように、テスト2日目と最終日にジョージとニコラスができるだけ多くの周回を重ねられるよう願っています」

2020年第2回F1プレシーズンテスト1日目:ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がトラブルでストップ
2020年第2回F1プレシーズンテスト1日目:ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がトラブルでストップ