ウイリアムズF1のテストドライバー、ニッサニーがトライデントに加入。2020年FIA-F2ラインアップが出揃う

 FIA-F2に参戦するトライデントは、2020年シーズンに向けてロイ・ニッサニーを起用することを発表した。チームメイトには佐藤万璃音が決まっており、これでトライデントのドライバーラインアップが出揃った。

 イスラエル出身のニッサニーは、FIAヨーロピアンF3やフォーミュラ・ルノー3.5、フォーミュラV8 3.5など様々なシングルシーターでのレース経験を経て、2018年にカンポス・レーシングからF2に参戦していた。

 2019年はF2のシートを獲得することはできなかったものの、シーズン終了後にアブダビで行われたテストにトライデントから参加し、同地で行われたF1のタイヤテストではウイリアムズのマシンを走らせた。2020年はそのウイリアムズF1チームのテストドライバーに就任している。

 2年ぶりのF2復帰が決まったニッサニーは、トライデントの公式サイトに以下のようにコメントを寄せた。

「トライデント・レーシングに加入することになって、本当に嬉しい。アブダビでの作業も、ここ数日間のファクトリーでの仕事もとても楽しかった」

「トライデント・レーシングは若手ドライバーが所属するのに適切な場所だろうし、僕にとって素晴らしい機会だ。チームのためにベストな仕事をして、この機会を最大限に活かすつもりだ」

 チームオーナーのマウリツィオ・サルバドーリは、ニッサニーの加入を歓迎し、チームでうまくやっていくだろうと述べた。

「我々はトライデントのファミリーにロイを歓迎したい。彼は我々のチームとともにうまくやってくれるだろうと確信している」

「モータースポーツにおける彼の堅実なキャリアを通して、ロイ・ニッサニーは良い結果を出して、多くのチャンスで自分自身が際立った存在であることを示していた。彼はトライデントでもそれを繰り返してくれるだろう」

 トライデントのドライバーラインアップが決定したことにより、2020年シーズンのF2を戦う全11チーム22名が出揃った。この22名のうち日本人ドライバーは佐藤万璃音、松下信治(MPモータースポーツ)、角田裕毅(カーリン)という3名だ。

 F2のプレシーズンテストは3月1〜3日にバーレーンで行われ、F1第2戦バーレーンGPと併催で開幕戦を迎えることになる。

■2020年FIA-F2 ドライバーラインアップ(2月27日時点)

No. Driver Team
1 ショーン・ゲラエル ダムス
2 ダニエル・ティクトゥム ダムス
3 周冠宇 ユニ・ヴィルトゥオーシ
4 カラム・アイロット ユニ・ヴィルトゥオーシ
5 マーカス・アームストロング ARTグランプリ
6 クリスチャン・ルンガー ARTグランプリ
7 角田裕毅 カーリン
8 ユアン・ダルバラ カーリン
9 ジャック・エイトケン カンポス・レーシング
10 ギリェルメ・サマイア カンポス・レーシング
11 ルイ・デレトラズ チャロウズ・レーシング・システム
12 ペドロ・ピケ チャロウズ・レーシング・システム
14 フェリペ・ドルゴヴィッチ MPモータースポーツ
15 松下信治 MPモータースポーツ
16 アーテム・マルケロフ BWT HWAレースラボ
17 ジュリアーノ・アレジ BWT HWAレースラボ
20 ミック・シューマッハー プレマ・レーシング
21 ロバート・シュワルツマン プレマ・レーシング
22 ロイ・ニッサニー トライデント
23 佐藤万璃音 トライデント
24 ニキータ・マゼピン ハイテックGP
25 ルカ・ギオット ハイテックGP