【低さと普段乗りを両立できる】これからエアサス!の人必見! 基礎知識まとめ10項目【前編】

どう動く? 車検は?
エアサス基礎知識10のこと 【前編】


エアサス ノウハウ 基礎知識
スイッチ操作だけで車高を変えられるエアサス。簡単にいえば、サスペンションのスプリングがエアバッグに置き換わったもの。とはいえ、純正サスとは異なる機構だけに、その仕組みなど気になることも多い。ここでは10項目に分けてエアサスの基礎を紹介!

01 機構
エアバッグ内の空気量で車高を変える



サスペンションのスプリングがエアバッグに変わったのがエアサス。つまり、エアバッグの厚みによって車高を変えるのがエアサスの仕組みだ。タンクに貯めてある空気をエアバッグに注入することで車高が上がり、エアバッグから排出して車高を下げるのが基本動作。空気を貯めるためのパーツや、注入する方式などで価格や使い勝手が変わってくるぞ。

エアサスの仕組みはこうだ! 空気の流れる順に各部品を紹介
コンプレッサー
空気を圧縮して、エアタンクに送り込むのがコンプレッサーの役割。高性能モデルほど貯める速度が速い。
エアタンク
エアバッグに注入する空気を貯める場所。大きいほどたくさん貯めておけるが、取り付けスペースが必要になる。
スイッチ&メーター
空気をエアバッグから出し入れするためのスイッチ。4つあれば前後左右、2つなら前後を操作可能だ。
エアバッグ
スプリングの代わりに付いているエアバッグ部分の空気が多いと車高が高く、少なければ低くすることができる。

最近は電磁弁式が主流
空気の注入・排出をデジタル制御するのが電磁弁式。左の機械式と比べ、動作が高速なほか、リモコンなど、グレードアップできるのも電磁弁式ならでは。

02 装着
各メーカーの取り扱いショップから探すのが吉


車高調などと比べ、取り付けに知識やノウハウを要するエアサスキットは、一般的な大手カー用品店では、あまりお目にかかれない。では、どこで買えるのかというと、各メーカーのホームページに掲載されている取り扱いショップが確実。それらのショップであれば取り付け経験も豊富だし、様々な相談もできる。欲しいキットが決まっている人は、一度ホームページをチェックしてみよう。
エアフォースの取り扱いショップ紹介ページ。日本全国津々浦々、様々なショップが掲載されている。

03 費用
パーツ代のほかに工賃やアライメント費用も必要


コンプレッサーやタンクなど、パーツ点数が多いエアサスは、そもそも商品代も高い。その上、取付工賃もキットによって異なるが、空気を通すホースを通したりする必要があり、最低でも10万円以上を見積もる必要がある。また、アライメントが変化するようであれば、それらの調整も必須。見積もりを見て驚かないように頭に入れておいて欲しい。
ホースの配管など、ただサスペンションを交換するだけではないエアサスの取り付け。それ故、工賃も高い。

04 快適
適正車高で走行することで乗り心地も快適


よく「エアサスって乗り心地いいの?」という疑問を耳にするが、答えは、快適。ただし、後の項目でも紹介するが、適正な車高に合わせていればという条件付き。これは車高調でも同様。ポイントは、ショックアブソーバーのストロークを使える車高にするということ。極端に低くしたり、上げ過ぎるのは乗り心地を悪化させるだけなので避けるべし。
最低地上高を越えない低さであれば、乗り心地も快適。全長や減衰力調整機能があれば、乗り味の調整も可能だ。

05 車検
構造変更を受ければ車検も問題なし


「車検通るの?」とは、エアサスに限らず気になるポイント。エアサスの場合は、構造変更を受けることで車検も問題なくなる。そのための書類は、各エアサスメーカーが発行していて、キット同梱か、別途購入することで入手できる。注意すべき点は、構造変更時に車検が更新されるので、車検のタイミングで構造変更を同時に受けるのがオススメ。
写真はエアフォースのキットに付属している強度計算書。メーカーによって付属していたり、有料で配布(3万円〜5万円)と対応は様々。

【後編】はアライメント、水抜きなどのメンテネタをチェック!

スタイルワゴン2019年12月号より



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