3列シート6人乗りの新型SUV「キャデラックXT6プラチナム」が新登場。圧倒的存在感と先進安全装備満載で870万円はコスパ高し【新車】

■ライバルはメルセデス・ベンツGLEやBMW X5/X7、アウディQ8

2019年12月3日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、3列シート6人乗りの新型クロスオーバーSUV「キャデラック XT6 プラチナム」を発表しました。発売は2020年1月1日からとなります。

キャデラック XT6
3列6人乗りの新型クロスオーバーSUV「キャデラック XT6 」が日本上陸

日本市場における最近のGM車は、下取りのうち約41%が右ハンドル車で、そのうち約半数が日本車。日本車を下取りに出した人の66%が新規顧客だそう。さらに、20%が3列シート設定のある国産SUV/ミニバンからの乗り替えになっていて「XT6」への期待は高いものがあります。ただし、ハンドル位置は左側のみ。なお、最近のGMでは、SUVの「XT5」が4割近くを占めているそうです。

キャデラック XT6
キャデラック XT6のリヤビュー

全長5060×全幅1960×1775mmというボディサイズは、メルセデス・ベンツGLEの全長4940×全幅2020×全高1780mmよりも120mm長く、60mm狭くなっています。ほかにも、全長4935×全幅2005×全高1770mmのBMW X5、全長5165×全幅2000×全高1835mmのBMW X7ともクラス的には近いといえますが、5mオーバーの全長からも想像できるように非常に伸びやかなフォルムが印象的です。

■パワートレーンは3.6リッターV6 NAエンジンに9速ATの組み合わせ

「キャデラック XT6」は、2列目をキャプテンシートとした6人乗り仕様としているのが特徴で、2列目と3列目間のウォークスルーが可能です。3列シートSUVに7人フル乗車する機会はそれほど多くないはずで、ゆったりと座れるキャプテンシートと、いざという時に大人6人が座れるパッケージングはチャームポイントといえそう。

キャデラック XT6
キャデラック XT6のインパネ

搭載されるエンジンは、2017年10月から発売されている「キャデラック XT5 CROSSOVER」と同じ3.6L V6で、314PS/6700rpm、368Nm/5000rpmとスペックも同一。組み合わされるトランスミッションは、「XT5」の8ATから9ATに多段化されていて、優れた伝達効率とスムーズで軽やかな走り出しを可能にしたとしています。さらに「XT5」と同様に、同エンジンは状況に応じて6気筒から4気筒に切り替えるアクティブフューエルマネジメント(気筒休止)も備えられています。

キャデラック XT6
エンジンは3.6L V6 NAのみ

なお、駆動方式はAWD。滑りやすい路面でも安定した走りを実現するインテリジェント AWD に加えて、ドライビングシーンに合わせて最適なドライブモードを選択できます。

キャデラック XT6
キャデラック XT6は左ハンドルのみ

先進安全装備を標準化しているのも特徴で、レーダーやカメラ、センサーを使った予防安全装備を搭載。対向車を直接照らすことなく常に最適な夜間の視界を確保する「インテリジェント・マトリックス LED ヘッドランプ」が標準装備されるほか、アダプティブクルーズコントロール、「サイドブラインドゾーンアラート」、リヤカメラミラー、歩行者対応リヤブレーキなど 20 以上の最新安全装備を搭載。

キャデラック XT6
キャプテンシートを採用する2列目

最新のコネクティビティも用意されています。演算プロセッサーとメモリ領域の拡大により、格段にレスポンスが向上したというインフォテイメントにも注目です。GMジャパンとゼンリンデータコムが共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」と組み合わせることで、トンネルなどGPSで測位できない状況でも自律航法を行うことが可能となっています。

キャデラック XT6
キャデラック XT6のサードシート
キャデラック XT6
キャデラック XT6のラゲッジ。3列目は電動格納式

これにより、最新地図を常にストリーミングし、データ更新の煩わしさから開放されます。また、「Apple CarPlay」や「Android Auto」がすぐにつながるだけでなく、NFC 対応のスマートフォンをかざすだけで、従来のペアリングの動作をせずにBluetooth の接続ができます。ロータリーコントロールのみならず上下左右のコントロールが追加され、操作性が向上したジョグ+ロータリーコントローラーも搭載されています。

「キャデラック XT6 プラチナム」の価格は、8,700,000円です。

(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、GM)