2019-2020アジアン・ル・マン開幕。GTクラスではD’station Racingのアストンマーティンが優勝

 2019-2020アジアン・ル・マン・シリーズ第1戦は11月24日、中国の上海国際サーキットで4時間の決勝レースが行われ、ロマン・ルシノフ/ジェームス・フレンチ/レオナルド・フーゲンブーム組Gドライブ・レーシング・バイ・アルガルベの26号車アウルス01が僅差のトップ争いを制し開幕戦を制した。GTクラスでは、日本から参戦したD’station Racingの星野敏/藤井誠暢/ロス・ガン組77号車アストンマーティン・バンテージGT3がデビューウインを飾った。

 ウインターシーズンで争われる2019-2020アジアン・ル・マン・シリーズは、第1戦が上海、第2戦がオーストラリアのベンド、第3戦がマレーシアのセパン、第4戦がタイのブリーラムで争われる。各クラスのチャンピオンはル・マン24時間の出場枠が確保できる魅力があり、今季は昨年を上回るエントリーが集まった。

 11月23日に行われた第1戦の予選では、ユーラシア・モータースポーツのエイダン・リード/ニック・フォスター/ロベルト・メリ組ユーラシア・モータースポーツの36号車リジェがポールポジションを獲得。サンダーヘッド・カーリン・レーシングのジャック・マンチェスター/ハリー・ティンクネル/ベン・バルニコート組45号車ダラーラが2番手につけた。

 レースは36号車リジェ、47号車ダラーラ、そして26号車アウルスの3台によるトップ争いとなったが、26号車アウルス01が逃げ切り優勝。ユーラシア・モータースポーツの36号車が41.729秒差で2位という結果に。45号車ダラーラが3位となった。

 日本から参戦している黒澤治樹/ショーン・トン組K2 UCHINO RACINGは総合21位/クラス6位という結果に。山中信哉、柳田真孝が乗り込んだユーラシア・モータースポーツの1号車リジェは23位/クラス7位という結果となった。LMP3クラスは、インターユーロポル・レーシングのナイジェル・ムーア/マルティン・ヒッペ組リジェJS P3が優勝した。

 激戦区となったGTクラスは、スピリット・オブ・レースのフランチェスコ・ピオバネッティ/オズワルド・ネグリJr/アレッサンドロ・ピエール・グイディ組51号車フェラーリがポールポジションを獲得したが、レースでは、ハブオート・コルサの27号車フェラーリと、昨シーズンのチャンピオンチームである木村武史/ケイ・コッツォリーノ/アントニオ・フオコ組カーガイ・レーシングの7号車フェラーリが接触したり、フィスト-チームAAIのBMW M6 GT3が激しくクラッシュしたりと波乱の展開となった。

 そんななか、終盤に向けリードを築いていたのは、日本から参戦したJLOCのアンドレ・クート/元嶋佑弥/柴田優作組88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3。しかし、ピットストップ時間に対するストップ・アンド・ゴー・ペナルティを喫してしまった。

 これでトップに浮上したのは、D’station Racingの星野敏/藤井誠暢/ロス・ガン組77号車アストンマーティン・バンテージGT3。安定したレース運びでアジアン・ル・マンデビューウインを飾った。2位はJLOCの88号車ウラカン、3位は中国のアストロ・ベローチェ・モータースポーツの17号車BMWとなった。

LMP3を制したインターユーロポル・レーシングのリジェ
LMP3を制したインターユーロポル・レーシングのリジェ
D'station Racingの77号車アストンマーティン
D’station Racingの77号車アストンマーティン