フェラーリ会長、F1ブラジルGPでの接触でドライバーらに忠告。「フェラーリのためのレースであることを忘れてはならない」

 フェラーリ会長のジョン・エルカーンはセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの両名に対し、フェラーリでの優先順位は、彼らの個人的な野心よりもチームの方が上であることを再認識させた。

 木曜日にトリノで開催されるエクソールの投資家会議に向けて準備をするなかで、苛立ちを隠せないエルカーンは、フェラーリのF1ブラジルGPを台無しにしたインシデントについて対処していた。

 ブラジルGP終盤に起きた2名の衝突は、フェラーリにダブルリタイアという恥ずべき結果をもたらした。

「私は大きな怒りを感じた」とエルカーンはメディアに語った。

「日曜日の出来事は私を大いに苛立たせただけでなく、フェラーリがどれだけ重要なのかを理解する機会にもなった」

「ドライバーたちがどれだけ優秀であろうが、彼らがフェラーリのためにレースをしていることを忘れることなどあってはならない」

「そして最も重要なことはフェラーリが勝つことであるのに、それは達成されていない。マッティア・ビノットはこの点を非常に明確に認識していた」

 エルカーンは失望してはいたものの、フェラーリの2019年シーズンについては称賛の言葉を述べた。

「ポールポジションに関して言えば、フェラーリにとって並外れたシーズンだった。残念ながらそのすべてがレース優勝に結びつくことはなかったが」

 先週日曜日の一件の後、チーム代表のマッティア・ビノットは話し合いのために、ルクレールとベッテルをマラネロに呼び出すことにした。そこで同士討ちの内容を見直し、最終的に責任の所在を明らかにすることになるだろう。