パイオニアのカロッツェリア「サイバーナビ」がフルモデルチェンジ! 独自の通信サービス「docomo in Car Connect」に対応【2019冬カロッツェリア新商品発表会】

■「docomo in Car Connect」対応のサイバーナビが登場

2019年10月2日(火)に東京・ベルサール秋葉原で行われた「2019冬カロッツェリア新商品発表会」。魅力的な商品が多数発表されましたが、特に注目を集めたのが約3年ぶりにフルモデルチェンジを果たしたサイバーナビです。

2019冬パイオニア発表会
この冬、全8機種のサイバーナビが登場。

最大の特徴は、株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)の車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応しているということ。

付属もしくは別売のネットワークスティックに接続するとドコモの高速データ通信を定額で制限なく利用でき、さらにサイバーナビ本体がWi-Fiスポットとして機能。これは市販カーナビゲーションとして初めてのことだそうです。

2019パイオニア新商品発表会
パイオニア株式会社常務執行役員モビリティプロダクトカンパニーCEO 髙島直人氏。

発表会に登壇したパイオニア株式会社常務執行役員モビリティプロダクトカンパニーCEO 髙島直人氏は以下のように語りました。

「クルマの世界のオンライン化が進み、『コネクティットカー』という言葉が聞かれるようになりました。そんな時代にカロッツェリアは何をすべきか、どうありたいかææ、そう考えた時にキーとして出てきたのが、我々が提供し続けてきた『エンターテインメント』でした。オンラインの力で新たなエンターテインメントを提供し、車室内をもっと快適にする。それがカロッツェリアらしいコネクティットカーです。
自動車メーカーの提案するようコネクティットサービスというのは、どちらかというと安全、安心に注力したものが多く、『エンターテインメントの提案』という領域にはまだまだ開発の余地があるのではと考えました。自宅のように快適にくつろげて、エンターテインメントに溢れたワクワクするようなそういう空間にすれば、若い人にももっとクルマを楽しんでもらえるのではと思ったのです」

2019冬パイオニア発表会
パイオニアとドコモがタッグを組み、新たなカーナビゲーションへ!

しかしカロッツェリアらしいコネクティットカーを実現させるには、越えなければいけない大きな壁があったのだそうです。

「クルマの中で自由に快適なエンターテインメントを実現するには、通信インフラの問題が立ちはだかりました。特に大容量での通信というのは、大きな課題だったわけです。そこで我々はNTTドコモ様との協業によって、その大きな壁を越えることに成功しました。
『docomo in Car Connect』は、ドコモ様のLTE回線を使うことによって車内向けの通信サービスを実現。またこの通信サービスをナビ本体に使用して、様々なエンターテインメントを組み込むことができました。これらにより、これまでにない全く新しいカーナビゲーションが誕生したのです」

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ドコモ定額プランは3つの利用期間から選択可能。

「docomo in Car Connect」には、1日500円、30日1,500円、365日12,000円の3つの定額プランが存在し、特に1日500円というプランはドコモ史上初で、1番のこだわりだそうです。さらにサイバーナビネットワークスティックセット(-DCモデル)を購入すると、1年間無料で使用できるサービス付き!

「docomo in Car Connect」があれば車内で動画や音楽、オンラインゲームなどデータ通信量の多いコンテンツも安心して利用でき、まるで車内がリビングのような快適な空間になりそうですね。

■充実したオンデマンド機能

さらにwebプラウザ機能を用いてYouTube動画を簡単に再生できる「ストリーミングビデオ」を搭載。

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ドコモの高速データ通信を使用するので、サクサク再生しストレスフリー!

これまではスマートフォンやタブレットを経由しないと視聴できなかった動画も、サイバーナビの大画面で簡単に操作、再生が可能になりました。ただし、走行中は安全のため画面は暗くなり音声のみとなるそうです。

■レコーダーアクセス

個人的に便利だなと思ったのが、新たに搭載された「レコーダーアクセス」。

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アプリをインストールしたスマートフォンがないとペアリングできないので、家族全員インストールしておくと安心かも!?

パイオニアと株式会社デジオンが共同開発したペアリング専用アプリ「DiXiM Play for carrozzeria」をインストール(無料)したスマートフォンと自宅のブルーレイレコーダーをペアリングし、さらにそのスマートフォンをサイバーナビとペアリングすれば、ナビ画面上で録画番組の再生を楽しむことができるというのです! 便利な世の中になりましたね。

また遠方へ出かけた際に自宅エリアの放送局のテレビ番組を視聴できることに加え、これまで実現できなかったBS放送、CS放送の視聴もできます(契約している方のみ)。F1好きの私にとってCS放送を車内で見れるのは、とってもありがたいっ!!

2019冬パイオニア商品発表会
レコーダー対応機種一覧。

対応レコーダーは限られていますが、すでにPanasonicやSHARPなど5社のメーカーと協業しており、これから対応メーカーを増やしていく予定だそうです。

発表会に登壇したパイオニア株式会社モビリティプロダクトカンパニー市販事業統括グループ商品企画部企画1課の橋本岳樹氏は「2020年にはオリンピックもありますし、これまでにない映像の楽しみ方を提供できるのではないか」と自信をみせていました。

■サイバーナビならではの高音質再生

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ハイクオリティで搭載するのが難しい部品を使用したことにより、音質も改善。

パイオニア、カロッツェリアといえば「音響の達人」とイメージする方、多いのではないでしょうか。

もちろん、この新しいサイバーナビも高音質にこだわり、ハイレゾ音源再生に対応。さらにCDや圧縮音源、YouTube動画やDVDなどの映像ソースまでもハイレゾ音源相当にアップグレードする「マスターサウンドリバイブ」機能を搭載し、より自然で臨場感あふれる音を堪能できるそうです。

■フルフラットデザインを採用

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サイバーナビAVIC-CL910-DC。

様々なことが新しくなったサイバーナビですが、デザイン性と操作性を重視し、ついに完全フルフラット化! グリル周囲にはダークメタル調の蒸着塗装が贅沢にあしらわれており、ディスプレイと美しく融合しているのが特徴です。

■6月21日に何かが起きる!?

ユーザーインターフェースも一新し、近未来のエンターテインメントを感じさせるデザインに。

各種メニュー画面の色が再生しているジャケット写真の色に連動して変化したり、その日の天候によって表示するアニメーションが変わるなど先進的な気配りが随所に体現されています。

2019冬パイオニア発表会
メニュー画面は見やすく、オシャレ!

またハロウィンやクリスマス、お正月といった特別な日には、可愛らしいアニメーションも登場! 遊び心満載で、ワクワクしちゃいますね。

さらにパイオニアが世界で初めて市販のGPSカーナビを発売した6月21日には、スペシャルアニメーションが登場するのだそうです。 年に1度しか見ることができないので、購入される方はお見逃しなく!

2019冬パイオニア発表会
特別な日に表示される、スペシャルアニメーションにも注目!

「docomo in Car Connect」をはじめとするエンターテインメントが充実し、これからの新たなカーナビの姿を期待させてくれる魅力的な新型サイバーナビでした。

(yuri)