DTM第9戦ホッケンハイムでの“現段階”でのGT500車両の性能調整はなし。今後柔軟に対応

 10月3日、ドイツのホッケンハイムで10月4〜6日に開催されるDTMドイツ・ツーリングカー選手権第9戦に向けた1時間ずつ2回のテストセッションが行われたが、3台のスーパーGT GT500マシンの走行の結果、現段階でGT500マシンに対する性能調整は行われず、10月4日のフリープラクティスの結果を経て再度柔軟に決定されるという。

 今回のDTM第9戦ホッケンハイムに向けては、スーパーGT GT500クラスとDTMドイツ・ツーリングカー選手権の交流の一環として、TEAM KUNIMITSUの1号車ホンダNSX-GT、NISMOの35号車ニッサンGT-RニスモGT500、LEXUS TEAM KeePer TOM’Sの37号車レクサスLC500という3台がゲスト参戦する。

 ただDTMマシンがDRSとプッシュ・トゥ・パスが使用できる優位がある一方、スーパーGTマシンはDRSとプッシュ・トゥ・パスがないこと、ふだん使用していないハンコックタイヤなどの不利がある一方、フリックボックスやラテラルダクトなど空力面が独自開発されており規定面でもやや優位にあることから、10月3日のGT500マシンのテストを経て両者の速さを比較する予定だった。

 初日の走行を経た10月3日夜、DTMのオフィシャルメディアチームに性能調整について聞くと、「現段階では性能調整は行われない」という公式な回答があった。ただ、10月4日に行われるプラクティスではいよいよDTMマシンとGT500マシンが同時に走行することになるが、その結果をみて今後柔軟に対応される予定とのことだ。

 手元計測ながらタイムを見ても、まだ2時間しか走行していないとはいえ、GT500マシンが第1戦ホッケンハイムでのDTMマシンのタイムと比べて著しく速い印象はない。各チームとも「やってみなければ分からない」状態で臨んでいるレースだが、10月4日のプラクティスの結果が注目のポイントとなりそうだ。