FIA-F2:意識を回復したコレア、整形外科手術を専門とする病院へ転院。10時間に及ぶ大手術へ

 9月27日(金)、8月末に行われたFIA-F2第9戦で重傷を負ったファン-マヌエル・コレア(ザウバー・ジュニアチーム)の家族が声明を発表し、コレアは完全に意識を回復し、整形外科手術を専門とする病院で両足の手術を受けると明かした。

 コレアは、スパ・フランコルシャンで行われたF2第9戦のレース1で、複数台のマシンが絡んだ恐ろしい事故に巻き込まれた。この事故では、BWTアーデンからシリーズに参戦していたフランス人ドライバーのアントワーヌ・ユベールが亡くなり、コレアも両足の複数箇所を骨折し、軽度の脊椎損傷を負った。

 事故後はベルギーのリエージュにある病院に入院していたコレアだが、その後ロンドンの病院に移送され、数週間にわたって人工的な昏睡状態に置かれていた。

 コレアは肺の合併症を起こしていたことから、医師団は右足下部の手術ができないでいたが、現在は肺の状態が改善したため、右足を再建することになるであろう複雑な手術が行えるようになった。

「今週初め、ファン-マヌエルはイギリスのロンドンにある、整形外科手術を専門とする新しい病院に移されました。治療の焦点は彼の肺から下肢へと移っています」とコレアの家族は最新の声明で述べた。

「ファン-マヌエルは今では完全に意識を取り戻しており、彼の肺は予想されていたよりも大分早く回復しました。ファン-マヌエルの身体全体の回復と意志力には、医師団も感銘を受けています」

「今週の主な目標は、日曜日に行われる10時間を超える予定の手術に向けて、ファン-マヌエルの体調を可能な限り最善の状態に整えることです」

「日曜日の手術は、ファン-マヌエルの将来を左右する重要なものになるでしょう。医師団は事故以来初めて、彼の右足下部の怪我を完全に診ることになり、彼の脛骨、足首、足の怪我の実際のレベルを判定できるようになります」

「医師団は手術でファン-マヌエルの右足下部を可能な限り最善の状態に再建するために、残せる部分は保護し、除去する必要のある部分は取り除くことになります。外科医たちはこの分野におけるトップレベルの医師たちであり、先週ファン-マヌエルが見せた回復の早さから、慎重ながらも楽観的姿勢でいます」

「ファン-マヌエルの怪我は重傷であり、手術の手順は非常に複雑なものになります」

「医師団はファン-マヌエルに右足の再建的切断手術という選択肢を提案しました。彼は切断しないことを選びましたが、手術を進めるにあたり、様々な課題があることは理解しています」