レッドブル・ホンダF1のアルボンが15ポジションアップ「クラッシュの埋め合わせをしたかった。チームにこの5位を捧げる」

 2019年F1ロシアGP決勝で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは5位だった。

 金曜時点で、アルボンのマシンにスペック4パワーユニットの新品ICE(エンジン)が入れられ、5グリッド降格が決まっていた。しかしアルボンが予選でクラッシュした関係でチームはいくつかのパーツを交換。フロアを異なる仕様のものに換えたため、規則によりピットレーンからのスタートとなった。ギヤボックスも交換、パワーユニットについては新たに5基目のターボチャージャーとMGU-H、4基目のMGU-Kが投入された。

 アルボンはミディアムタイヤでスタート、29周目、セーフティカー出動時にピットイン、ソフトに交換して1回ストップで走った。アルボンはレース中に15ポジションアップを果たし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのすぐ後ろでフィニッシュした。

2019年F1第16戦ロシアGP日曜 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第16戦ロシアGP日曜 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=5位
 いいレースができた。僕らにとって今日は5位がベストな結果だったと思う。昨日クラッシュしてしまったから、なんとしても挽回して、いいリザルトを持ち帰りたかった。今日のレース展開には満足している。セーフティカーが僕らにとってラッキーだったのは確かだけどね。

 土曜の夜は気持ちが少し沈み気味だった。(マシンを準備するために)チームは膨大な作業をこなさなければならなかったんだ。この結果を彼らに捧げたい。

 ピットレーンからのスタートは決して楽ではないけれど、ソフトタイヤではとてもいいペースを発揮することができ、たくさんのポイントを稼げた。他の皆よりずっと後ろからスタートしたので、たくさんのマシンを追い抜いていく必要があって、ある意味楽しかった。でも、毎回こういうレースをするのはいやだな。退屈なレースも悪くない。日本ではもっとクリーンでスムーズな週末を過ごしたいよ。

 ファーストスティントではなかなか(トロロッソの)ダニール(・クビアト)とピエール(・ガスリー)を追い抜くことができず、かなり時間がかかってしまった。前の隊列についていくとダウンフォースが大幅に失われるんだ。このコースのデザインにはストリートサーキットの要素があるからだと思う。

 決勝前までは厳しい週末だったが、今はずいぶん気持ちが楽になった。週末のもっと早い段階でリズムに乗ってなじめれば問題ないんだ。このマシンでさらに多くの周回を重ね、走行時間を蓄積していけば、それが可能になるだろう。

 残りレースのなかで、アブダビ以外は走ったことがないコースだ。鈴鹿も簡単にはいかないだろうけど、初めてのサーキットを走ること自体は大好きだから楽しみだよ。