ベントレー初の市販PHV“ベンテイガ ハイブリッド”登場。欧州にて販売開始

ベントレー初の市販PHV“ベンテイガ ハイブリッド”登場。欧州にて販売開始

Bentley Bentayga Hybrid

ベントレー ベンテイガ ハイブリッド

V6エンジンを積む新世代のベントレー

ベントレーは高級SUVモデルの「ベンテイガ」に、プラグインハイブリッド仕様を追加した。まずは欧州から販売をスタート、北米でもすでに受注を開始している。

パワーユニットは、ベントレーとしては最もコンパクトな3.0リッターのV6ガソリンターボユニットに、最高出力128ps/最大トルク400Nmを発生する永久磁石同期モーターを組み合わせる。リチウムイオンバッテリーの容量は17.3kWh。

ベントレー_ベンテイガ_ハイブリッド_サイドイメージ

0-100km/加速は5.5秒、最高速は254km/hを計上

システム最高出力は449ps、システム最大トルクが700Nmで、0-100km/h加速は5.5秒。V8モデル(0-100km/h加速4.5秒)やW12モデル(同4.1秒)と比較するとわずかに抑えた数字となってはいるものの、これだけの巨体を思えば充分すぎるパフォーマンスであり、モーターによるゼロ発進からの淀みのない加速アシストを約束。最高速は254km/hに達する。

ベンテイガ・ハイブリッドには、最新鋭のインテリジェント・サテライト・ナビゲーションも搭載する。目的地を入力すると、ハイブリッドパワーをいかに効率的に使用するかをコンピュータが判断。モーターとエンジンを最適に使い分ける制御を行うという。

ベントレー_ベンテイガ_ハイブリッド_ディスプレイイメージ

電気のみでおよそ40kmの走行が可能

ハイブリッド走行には3モードを備えており、電気のみを使うEVモードの航続距離は39km(WLTPモードの場合。NEDCモードだと51km) 。ハイブリッドモードでは、ナビゲーションの情報と連携してバッテリーとエンジンをもっとも効率よく使い分けるよう制御される。

ベントレー_ベンテイガ_ハイブリッド_計器イメージ

総航続距離は747kmに達する

ホールドモードではバッテリー残量をキープするようエンジンを積極的に使用。例えば高速道路ではホールドモードを使い、都市部ではとっておいた電気のみで走行する。そういう使い方を想定している。

もちろんどのモードであっても、減速時にはエネルギー回生を行い、バッテリーに充電する。ガソリンが満タン、電気もフル充電の状態での総航続距離は747kmに達したという。

ベントレー_ベンテイガ_ハイブリッド_コクピットイメージ

ベントレー史上最高にエココンシャスな一台

CO2排出量は79g/km(WLTPモード)、燃費は3.5L/100km(WLTP。約28.6km/L)を実現。ベントレーの現行ラインナップ中で、もっともエココンシャスなモデルとなった。

車両価格は英国が13万3100ポンド(約1768万円)、欧州が14万1100ユーロ(約1660万円)、北米が16万ドル(約1723万円。すべて税抜き)。英国および欧州でのデリバリーは2019年第4四半期、北米は2020年第1四半期にスタートする。

ベントレー_ベンテイガ_ハイブリッド_リアイメージ

ベンテイガ ハイブリッドは英国クルー工場で生産する。PHVといえども一台の製造に130時間もの手間をかけて熟練の職人によって一台一台が仕上げられるのは、これまでのベントレー車と同様だ。一方でベンテイガ ハイブリッドは、電動化が進む自動車業界の激しい潮流にベントレーがついに踏み出す確かな第一歩だ。同社は、2023年までにすべてのモデルに電動パワートレイン車を設定することを明らかにしている。