F1ロシアGP FP1:ルクレールがトップタイム。2番手にはフェルスタッペン。母国GPのクビアトはマシントラブルでストップ

 9月27日現地時間午前11時、ロシアGPのフリー走行1回目が行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2番手、アレクサンダー・アルボンは6番手に入っている。

 雲は多いものの晴れ間もあり、強い陽射しが降り注いで暑く、気温は23度、路面温度は25度というコンディション。普段レースイベントが行なわれてないソチ・アウトドロームだけに路面はダスティで、変則スケジュールでF1の走行前にFIA-F3とFIA-F2のフリー走行が行なわれたものの、それでもまだグリップレベルは高くない状況での走行となった。

 ホンダ製パワーユニットを搭載するレッドブルとトロロッソ勢は全車が新品のスペック4のICE(内燃機関)を投入し、ダニール・クビアトはES(エネルギー・ストア)以外の全コンポーネントを投入。それぞれ5グリッド降格と最後尾スタートのペナルティが決まった。ロバート・クビサ(ウイリアムズ)も今季4基目のICEとTC(ターボチャージャー)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)を投入し最後尾グリッドペナルティを科されている。

 セッションが始まると各車ともターン4、7、17の出口に設置されたソーセージ縁石やその他のフラットな縁石の使い方を習熟しながら走行を重ねていく。

2019年F1第16戦ロシアGP FP1でマシンがストップしてしまったダニール・クビアト
2019年F1第16戦ロシアGP FP1でマシンがストップしてしまったダニール・クビアト

 27分が経過したところでクビアト車がターン14でスローダウンしストップ。マシンはコース外へ押されてピットガレージへと戻された。

 11時36分にはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がターン4でスピンするが事なきを得て走行を継続している。ルイス・ハミルトン(メルセデス)はブレーキ不調を訴えるが走行を続け、ピット入口でハースに追突しそうになる場面もあった。

 最初の40分間でほぼ全車がソフトタイヤを消化し、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)とカルロス・サインツJr.(マクラーレン)がミディアム、ランド・ノリス(マクラーレン)だけがハードで走行してこれをP1の40分タイヤとして返却した。

 最初に本格走行を開始したのはバルテリ・ボッタスで、メルセデスAMG勢はミディアムタイヤで周回。それ以外の全車がソフトタイヤで周回を開始した。

 ここでトップに立ったのはフェラーリ勢でルクレールが1分34秒462、2番手セバスチャン・ベッテルが0.543秒差。ミディアムタイヤのボッタスは0.736秒差の3番手で、マックス・フェルスタッペンは0.775秒差で4番手につけた。

 ルクレールはピットインしてフロントフラップ調整を行ない比較するなどマシンのフィーリング確認を進める。その一方でフェルスタッペンはさらにタイムを縮めてルクレールに0.082秒差まで迫り、2番手でセッションを終えた。ボッタスは最後にリヤウイングのフラップが壊れるトラブルに見舞われたが無事にピットに戻っている。

 中団グループのトップにはルノーのニコ・ヒュルケンベルグがつけたが1.278秒差と差は大きい。チームメイトのダニエル・リカルドも8番手で続いたが、その後ターン10でリヤをヒットしてしまったようでリヤウイングが根元から破損し、ウイングが大きく傾いたままピットに戻ることになった。

 9番手にはセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、10番手にロマン・グロージャン(ハース)と中団グループは混戦。トロロッソ・ホンダ勢はガスリーが12番手、クビアトはピットガレージに戻り修復作業を行なったがコース復帰はならず19番手でセッションを終えている。