40mm拡幅のワイドボディに600HPを内包する、『アウディRS7スポーツバック』公開

 アウディは、9月10日に開幕したIAAフランクフルト国際モーターショーの会場で、第2世代に進化した『アウディRS7 スポーツバック』を世界初公開した。このワイドボディを備えた高性能5シーターには、新たにマイルドハイブリッドシステムも搭載されるなど、性能と効率がより高められている。

 ベースモデルとなった2代目『アウディA7 スポーツバック』に対して、40mm近く拡幅されたフレアフェンダーを有し、フロントフェンダー部で1950mmの全幅を備える同モデルは、ベース車と共通コンポーネントが使用されているのは4つの領域(ボンネット、ルーフ、フロントドア、テールゲート)のみとなり、RS専用のエクステリアデザインにより全長は5009mmに拡大され、グランドツアラーとしての個性をより協調するアピアランスとなっている。

 フロント部では幅広くフラットなシングルフレームグリルに、グロスブラック仕上げとなるRS専用の立体的なハニカム構造のラジエーターグリルを装着。

 標準のLEDヘッドライトに加え、オプションのRSマトリクスLEDレーザーヘッドライトを選択すると、ライトベゼルがダーク仕様となり、LEDリヤライトにはダイナミックターンシグナルを装備。車両のロック・アンロック時には、RS専用のライトシーケンスも作動する。

 そのリヤではカーブを描くトレーリングエッジと、左右のリヤライトを接続するライトストリップが特徴となり、時速100キロを超えると自動でテールゲートスポイラーが展開される。さらにグロスブラックのデザインエレメントをもつリヤディフューザーには、クロームカラーの大径楕円テールパイプが左右に配され、その圧倒的な性能を視覚的に訴えるエクステリアとなっている。

40mm近く拡幅されたフレアフェンダーを有し、グロスブラック仕上げとなるRS専用の立体的なハニカム構造のラジエーターグリルを装着
専用RSディスプレイは、アウディバーチャルコックピットを使用して、タイヤ空気圧、トルク、パフォーマンス、油温、ブースト圧、ラップタイム、加速、Gフォースの詳細情報も提供する

 注目のパワートレインには、600HP(608ps)の最高出力を誇るV8ツインターボの4.0TFSIを搭載。800Nmもの最大トルクを2050~4500rpmの幅広い領域で供給する柔軟性も兼ね備え、0~100km/h加速はスーパースポーツ級の3.6秒。最高速はノーマルの250km/h制限から、ダイナミックパッケージ、ダイナミックプラスパッケージと、段階的に280km/h、305km/hに引き上げることができる(欧州仕様参考)。

 そのエンジンに48Vの主電源システムを備えたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)をドッキングし、ベルト駆動式オルタネータースターターにより減速時に最大12kWの電力を回生し、リチウムイオンバッテリーに蓄える。

 55~160km/hの速度範囲でスロットルをリフトすると、運転状況とアウディドライブセレクトの設定に応じて、エネルギーを回生するか、エンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)を行うかを決定。コースティング状態からスロットルを踏めば、ベルト駆動式オルタネータースターターが瞬時にエンジンを再始動する。

 その他にも、低負荷時に2番、3番、5番、8番シリンダーを休止して4気筒運転を行うシリンダーオンデマンド(COD)システムや、新たにローンチコントロール機能を備えた標準の8速ティプトロニックトランスミッション、トルクベクタリング機構のホイールセレクティブトルクコントロールなど、40:60のquattroフルタイム4輪駆動システムを含め最新の機能が備わっている。

 この『アウディRS7 スポーツバック』の日本導入時期や価格、仕様は、決定次第追ってアナウンスされる。

合計で6つのモード(コンフォート、オート、ダイナミック、エフィシエンシー、カスタマイズ可能なRS専用RS1およびRS2)を備えるアウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムも採用した
ダンパーコントロール付きRSアダプティブエアサスペンションや電子制御四輪操舵、連続可変のプログレッシブステアリングなど、多彩な機構を備えている

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