レッドブル・ホンダF1のフェルスタッペン、3位表彰台も楽観せず「ここ数戦のなかで最悪のパフォーマンス。警鐘と受け止めるべき」

 2019年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3位で今シーズン6回目の表彰台を獲得した。

 4番グリッドスタートのフェルスタッペンは、序盤はポジションを守って走行、61周のレースの19周目、フェラーリのセバスチャン・ベッテルと同時に上位勢では最も早いタイミングでピットイン、ソフトタイヤからハードへと交換した。これによりピットストップのタイミングを遅らせたルイス・ハミルトンの前に出ることに成功、終盤、より新しいタイヤを履いたハミルトンから猛追を受けるが、フェルスタッペンはポジションを守り切った。フェルスタッペンにとって今回の3位はF1で28回目の表彰台にあたる。

2019年F1第15戦シンガポールGP日曜 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第15戦シンガポールGP日曜 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=3位
 もちろん毎戦、目標としているのは優勝だけど、オーバーテイクがほぼ不可能なこのコースで、グリッドからひとつポジションを上げて表彰台を獲得したというのはいい結果だ。

 もっと大きな期待を持ってここにやってきた。それでも予選でのライバルたちのペースを考えれば、決勝3位というのは僕らにとっていい結果といっていいだろう。

 レースのほとんどの周回で、タイヤを長持ちさせるためにペースをコントロールして走った。幸いうまくいったと思う。シャルル(・ルクレール)はレースをリードしている時、タイヤを労わるためにかなり遅いペースで走っていた。それによって各車の間隔が小さくなっていたおかげで、僕はルイスをアンダーカットすることができた。

 ピットストップ後はいいペースで走れたと思う。何度もセーフティカーが出動したが、その後のリスタートでもしっかり3番手を守ることができた。終盤にはルイスが僕より新しいタイヤを履いて猛追してきたが、なんとかポジションを守り切ることができてよかった。

 レースという面では今日がエキサイティングな日だったとは言えない。それでもシンガポールにはそれを補う要素がたくさんある。ストリートサーキットで、身体への負担が大きいし、とにかく走るのが楽しいコースなんだ。

 望んでいたような週末にはならなかったけれど、来週末(のロシアGP)に向けて改善するために努力していく。

2019年F1第15戦シンガポールGP決勝スタート直後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第15戦シンガポールGP決勝スタート直後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

(トップ3記者会見で語り)レースは最初から最後までうまくいった。タイヤに苦しみ出したので、ピットストップをすることにした。その判断はとてもよかったと思う。あれによってルイスをアンダーカットすることができたんだ。

 今回は表彰台に上れたし、ポイントも大量に稼ぐことができた。分析すべき問題がたくさんあるけれど、とにかくトップ3に入れたのはよかった。

 マシンは(予選の時よりは)少しよかった。トップのマシンに挑める立場ではなかったが、少なくとも前のグループについていくことはできた。もちろん、序盤は皆、タイヤマネジメントをしていて、ペースがとても遅かったんだけどね。

(今週末の感想を聞かれて)パフォーマンスが十分ではなかった。勝つことを目指してここに来たのに、勝てなかったわけだから。昨日の予選に比べれば今日の方がよかったと思うが、今週末のことは、僕らにとってある意味、警鐘であると考えるべきだろう。パフォーマンスの面では、オーストリアGP以降で一番悪いレースだったかもしれない。うまくやれると予想していたトラックだったのに。

 なぜ不調だったのか、その理由について僕にはいくつか考えがあるから、すべてを分析し、次のソチで改善を図れるかどうか、確認したい。僕らとの相性がすごくいいというようなレイアウトではないが、マシンがコーナーでうまく機能しているかどうかの確認はできる。シンガポールのコースでは、大半のコーナーで、マシンが僕が期待していたような動きをしてくれなかった。

(フェラーリの間に割って入るための術があったと思うかと聞かれ)ないよ(笑)。ひと言で言って、それはない。