「これぞアドバンレーシングの頂点」20インチ鍛造モデル“R6”は履き手を選ぶ!?【最強ホイール解体新書】

「これぞアドバンレーシングの頂点」20インチ鍛造モデル“R6”は履き手を選ぶ!?【最強ホイール解体新書】

頂点を極めるべく生み出されたアドバンレーシングの魂

躍動感に溢れるコンケイブデザイン

 

R35GT-Rほどホイールに真の性能を要求するスポーツモデルは、世界中を見回してもそれほど多くはないだろう。車重1.7トンに達する重量級ボディ。そして、ブーストアップで600psを超えるパフォーマンス。そこから繰り出される加速力は、ただひたすら強烈だ。

それゆえ、足元にかかる負荷は計り知れないものがある。だからこそ、全幅の信頼を寄せられるホイールを履くのは絶対条件だ。日本を代表するトップチューナーがこぞってアドバンレーシングを選ぶ理由も頷けるというものだ。

ここで注目したいのは、SEMAショー2018でお披露目され、東京オートサロン2019でも大きな話題を呼んだ『アドバンレーシングR6』。スポーツホイールに求められる強度や剛性、軽さといった全要素を高次元に達成すべく、金型鍛造にて仕上げられたヨコハマホイールの最新作だ。

その真骨頂と言えるのは、ディープ感を強調するステップリムだ。奥行きのあるリムから一気に立ち上げられた湾曲したスポークデザイン、そして大きなえぐりを入れたスポークのサイドカットにより、かつてない躍動感を生み出した。

コンケイブ状にスポークが広がったそのフォルムは新鮮でありつつも、どこか懐かしささえ感じさせる。じつはR6のスポークは決して長くはないのだが、ステップリムとの一体感が抜群なこともあってか、サイズ以上に大口径にみえる。スタンダードな6スポークデザインながらこれだけの迫力を備えてきたのに脱帽だ。

その造形は、比類なき高性能への要求から生み出されたもの。湾曲したスポークは巨大なブレーキキャリパーを飲み込むため。そしてディープなリムはより太いタイヤを外側にオフセットさせて履くための必然である。まさに頂点を極めるべく生み出されたといってもいい。

なお、今回撮影したKansaiサービスのGT-Rは、フロントフェンダーをワイド化。ホイールサイズは前後とも11J×20+5で、これにアドバンA052の285/35を組み合わせる。カラーはマシニング&レーシングハイパーブラックである。

日本を代表するフラッグシップスポーツカー、R35GT-Rの足元を飾るのに相応しい逸品だ。

製品仕様

20インチ:8.5J~12.0J:10万円~11万4000円

※カラー:マシニング&レーシングハイパーブラック/マシニング&ブラックコーティッドグラファイト/レーシングキャンディレッド

●取材協力:ヨコハマホイール TEL:03-3431-9981