佐藤琢磨がレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと契約延長。2020年シーズンもインディカーに参戦

 インディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、佐藤琢磨との契約延長を発表。2020年もインディカーに参戦することが明らかとなった。

 2010年からインディカーを戦う佐藤琢磨。KVレーシングから2012年に一度レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍。AJフォイト・エンタープライゼス、アンドレッティ・オートスポートとチームを渡り、2018年から再びレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦している。

 2017年にインディ500を制しアメリカでも人気を確立された琢磨は、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでも移籍1年目で勝利を挙げ、参戦10年目となる今シーズンは第3戦バーバー・モータースポーツパークで勝利を挙げると、チャンピオン争いを展開する。

 中盤戦で苦しいレースが続いていたが、ゲートウェイで復活の勝利を挙げ、自身初となるシーズンマルチ勝利を記録した。さらに琢磨はこの勝利で、インディカーを開催する全タイプのコーストラックで勝利を挙げることなった。

 契約延長に対し琢磨は、「今シーズンが終わっても、再びチームと一緒に歩み続けることができるのは、とてもうれしいですね。チームのメンバー全員が忠実であり、信じられないほどのサポートをしてくれます」

「ここは本当にファミリーのように感じていて、チームをとても誇りに思いますね。ボビー、マイク、デイビッド、そしてチーム全員に感謝しきれないほどです。シーズンを強く戦って終わりたいですし、2020年が楽しみです」とコメント。

 共同オーナーのボビー・レイホールは、「今シーズン、琢磨の競争力のレベルや結果にとても満足している。ふたつの勝利とふたつのポールは、彼がシーズンを通してどれだけコンペティティブだったかを示すのは十分ではないね。彼は多くのレースで勝利を争っていた」

「彼は我々のチームには不可欠な存在であり、それを示してきたと信じている。契約延長の決定により、継続性を維持し、2020年のプログラムを構築していくことができるよ」と語っている。

 ポコノ戦のクラッシュで非難を浴びた琢磨だったが、チームは異例のリリースを出すなど琢磨の正当性を支持。その次のレースでは復活の勝利を挙げ、チームと琢磨の結束はより深まった。

 参戦11年目となる2020年シーズン。インディ500での2勝目、さらに悲願のシリーズチャンピオンを琢磨は目指すことになる。