インディカー第17戦:ルーキーのハータが2戦連続ポール。ニューガーデンは4番手、琢磨は悔しいQ1敗退

 現地時間21日、2019年シーズン最終戦となるインディカー・シリーズ第17戦がモントレーのラグナセカで開催。予選は、コルトン・ハータ(ハーディング・ステインブレナー・レーシング)が2戦連続、シーズン3度目のポールポジションを獲得した。

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、Q1で敗退し、17番手から決勝レースに挑む。またポイントランキング首位のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は4番手からスタートする。

 チャンピオン争いは首位ニューガーデン、2番手アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、3番手シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、4番手スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)の4人だ。

 2グループ12台ずつで行われ上位6台が生き残る予選Q1。グループ1に上記の4人が登場しニューガーデンがトップで、2番手以降はロッシ、ディクソン、パジェノーと続いた。

 グループ2では前戦ポートランドでポールを獲得したコルトン・ハータ(ハーディング・ステインブレナー・レーシング)がトップタイム。2番手に前戦の覇者ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、早めにタイムを出していた佐藤琢磨は痛恨の8番手タイムでQ1敗退となった。

 各グループで生き残った計12台が出走し予選Q2。ここでもハータが速さを発揮しトップ通過。2番手以降はディクソン、ロッシ、ニューガーデン、ジェームズ・ヒンチクリフ(アロウ・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)、パジェノーと続く。ここでも覇権を争う4人が生き残り、以上6名がファストシックスに進出した。

 ポールポジションを争うファストシックス。セッション残り4分を切ったところでディクソンが1分10秒6719でトップタイムをマーク。直後にニューガーデンがこのタイムを0.1314秒上回る。

 だがディクソンも負けじと1分10秒3974にタイムアップ。ニューガーデンに0.2745秒のギャップを作る。そこに登場したのが新たなスピードスター候補に名乗りをあげているハータ。セッション残り数秒で1分10秒1405を記録しトップへ浮上。

 ディクソンもラストアタックで意地を見せるも自己ベストを更新するにとどまり2番手。ハータが2戦連続、今シーズン3度目のポールポジションを獲得した。

 チャンピオン争いでは、2番手ディクソン、3番手ロッシ、ポイントリーダーのニューガーデンは4番手、パジェノーが6番手から決勝レースをスタートする。

王座獲得に王手をかけたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー
王座獲得に王手をかけたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー

 ハータは「実は朝のプラクティスでは少しスピードが足りないかもしれないと思っていたし、上位陣とタイム差が大きかった。実際7番手で、改善の余地を見つけ出す必要があったんだ。そしてファストシックスに進出できてうれしかったよ。進捗が出たと思う、すべての予選でトップタイムだったからね」とコメントした。

 チャンピオンシップリーダーのニューガーデンは「すべてを出し切ったし、準備はできている。とてもユニークだった。ライバル全員がファストシックスに進んだのだからね。それが僕たちさ。決勝レースも面白くなりそうだ」と予選を振り返る。

 また予選Q1で無念の敗退となった佐藤琢磨は「タフな予選になりました。タイトなコースであり、望んだ結果では当然ありません」と悔しさを滲ませる。

「プラクティスではいい進歩が見られていました。私たちのパフォーマンスはラップを重ねるごとに上がっていきました。ですが不運にも予選ではフィーリングが合いませんでした」

「とても暑く、チャレンジングな環境という、皆が同じ状況で走っています。残念ながらQ2への進出は叶いませんでしたが私たちには強いマシンがあることを確信しています」

佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)