「快適な300キロ巡航を可能にするオートマ仕様のJZA80スープラ!」爆発的な加速を生む3.1Lツインターボの強心臓

「快適な300キロ巡航を可能にするオートマ仕様のJZA80スープラ!」爆発的な加速を生む3.1Lツインターボの強心臓

サードの強化ATを軸に超快適な600ps仕様を創出!

心臓部は2JZ改3.1L+GT2835ツインターボ!

快適&便利さを求めて、JZA80のATモデルを購入したというオーナー。しかし、走りの方も妥協したくなかったため、最高速チューナーとして有名な“レヴォルフェS.A.に相談。ATのままでオーバー300km/h走行を可能にするチューンドをコンセプトに、時間をかけて現在の仕様に辿り着いた。

まず心臓部は、エンジンの耐久性はもちろんATとの相性まで考慮し、排気量を3.1Lまで拡大した2JZ-GTEにHKS GT2835タービン×2をセット。下からレスポンスよくブーストが立ち上がる600ps仕様を作り上げた。

そしてミッションは、ディスクの枚数を増やし、ライン圧を上げて圧着力を増大させたサードのスポーツATプロを導入。これは、高出力に対応しつつ純正同等の変速ショックを実現した逸品だ。

さらに、トルコンが音を上げて滑り出さないように、ラジエターの下にラミノーバ水冷式ATフルードクーラーを設置した上、その左右にサードの空冷式ATFクーラーを設置。計3つのATF冷却装置で油温管理しているのだ。

また、ATFは120度が限界のため、ATF専用の温度計をドラバーから視認しやすい位置にインストールしている。ちなみに、下に見える3連メーターのようなものは、ATのギヤを表示させるウルトラのシフトインジケーターだ。

ZOOM製シフトノブやレザーのシフトカバーなどで、どこから見てもMTモデルにしか見えないシフトゲート。しかし、シフトカバーをめくると…正真正銘の4速ATモデルだ。

「これ以上のパワーを狙うと、他メーカーの強化ATを導入する必要があります。それだと、変速ショックが大きくなってATの利点である快適性が失われてしまうので、ストリート派にはオススメできません。600psあれば最高速も結構イケますしね」とは、レヴォルフェS.A.の溝田代表。

なお、サードの強化ATは21万8000円(JZA80用)という価格設定だ。高価ではあるが、600ps対応&純正同等の快適性を保持していることを考えると、ATチューニングユーザーには一択だろう。

「例えばZ32の場合、ATの方がハイギヤードでトップエンドを稼げるというイメージもあり、最高速仕様はATの割合が比較的多いかもしれません。ウチのお客さんでは3割くらいがATかな」。

ATだからこそのシームレスな加速も相まって、最高速のみならずあらゆるステージで強烈な速さを体感できるJZA80。快適チューンドとしてはひとつの理想形だ。

●取材協力:レヴォルフェS.A. 神奈川県横浜市都筑区池辺町3960 TEL:045-929-6087