「単なるニュル24時間参戦車両のレプリカと思うなかれ!」拘りのサスチューンでブーストアップとは思えない速さを秘めたWRX STI登場!

「単なるニュル24時間参戦車両のレプリカと思うなかれ!」拘りのサスチューンでブーストアップとは思えない速さを秘めたWRX STI登場!

雨の筑波を1分7秒で周回するNBRレプリカ仕様!

足回りに絶対的な自信を持つエム・スポーツ

ニュルブルクリンク24時間耐久レースで奮闘を見せたWRX STIのレプリカ仕様を製作したのは、富山県富山市にあるエム・スポーツ。2017年にオープンしたばかりの新進気鋭ショップだ。タカスや間瀬サーキットで走行会を開催することも多いため、サーキット派のユーザーが多く集まる。

幅広いチューニングを得意とするエム・スポーツだが、サスペンションに対する拘りは目を見張るものがある。デモカーの足回りはアペックス製のN1ダンパーをベースに『コサリックワン』へオーダーして仕様変更を行った逸品を装備。スプリングにはハイパコ製の15kg/mm&13kg/mmを組み合わせたスペシャルなのだが「ウチではオリジナルのサスペンションキットというのはなくて、お客さんには中古でも良いので完全にバラすことができるダンパーを用意してもらい、それをウチが指定した仕様で完全にオーバーホール&仕様変更を行うことが多いんですよ」と水山代表。

続けて「もちろん、新品を購入しても良いのですが、その時もいずれ訪れるオーバーホール時にカートリッジ交換ではなく、完全にバラして仕様変更が行えるものをオススメしています」とのこと。具体的には、オーリンズやアペックス製のダンパーが適しているそうだ。

さらに、アライメントに関してはジムカーナチーム時代に得たノウハウを活かし、走るコースやマシンの仕様、ユーザーの乗り方に合わせて専用セッティングを追及。これまでに手掛けた台数は数え切れないそうだが「1000台を超えたあたりからアライメントセッティングにおける、本当のポイントがわかり始めてきたような気がします」と語る。

ちなみにVABデモカーは、ブーストアップの完全ストリートスペックながらウエットコンディションの筑波サーキットを1分7秒385で周回する実力を披露。しかもステアリングを握ったのは水山代表というから、まさに走れるチューナーというわけだ。

この他にも、日常のメンテナンスやプローバを始めとするメーカーとの強力なコネクションを活かしたエンジンチューニングなども人気のメニューだ。

なお、エム・スポーツでは現在のショップが手狭になってきたということで、隣接した土地に新店舗を2020年にオープンすることが決定。オープンの際にはフェアなども開催予定とのことだから楽しみだ。

●取材協力:エム・スポーツ 富山県富山市今泉28-1 TEL:076-482-2585