「現代スポーツモデル以上の速さと快適性を手にしたRB26仕様のサンマルZ!」気難しさを徹底排除したJUNオートメカニックの技

「現代スポーツモデル以上の速さと快適性を手にしたRB26仕様のサンマルZ!」気難しさを徹底排除したJUNオートメカニックの技

イージードライブを可能にするフルコン制御のS30Z改RB26仕様

 

どんな時でもセル1発始動!気難しさは一切なし!

JUNオートメカニックといえば、泣く子も黙る技術力で国内はもとより世界中から作業依頼の絶えない技術屋集団だ。ボンネビルスピードウィークをはじめ、世界中のイベントに参加しては数多くの記録を樹立してきたことでも有名だ。

そんな名ビルダーが手がけたサンマルZがこちら。テーマは「旧車の欠点でもある気難しさを徹底排除した快適チューンド」だ。

心臓部はL型ではなく、第二世代GT-RのRB26DETTを換装。ミッションがRB20用5速ということもあり、出力面はブーストアップに抑えられているが、それでもL型フルチューンを凌ぐ動力性能を手にしている。マネージメントは、ハーネスを引き直してF-CON Vプロによる完全フルコン制御としている。

ブーストアップ仕様なので冷却面をナーバスに考える必要はないが、RB26純正のカップリングファンはなにかと不安がつきまとうため、スバル純正の電動ファンに変更。社外品に比べてトラブルが少ないことがこのファンを選んだ理由とのこと。また、ノーズ部の空きスペースにインタークーラーやオイルクーラーを配置してフレッシュエアを効率よく各コアに当たるよう考えられている。

ボディはJUNオートワークスの手によってフルレストアされている。一度ドンガラ状態にしてからスポット増しやフレームの追加で剛性を向上、高出力ターボパワーにもしっかり対応でき、操縦安定性の高いものに仕上げられている。塗装まで含めて、もう完全に新車レベルのクオリティだ。

エンジンパワーに見合った制動力を手にするべく、ブレーキは日産のR32系4ポッドキャリパーとGT-R用マスターシリンダーをセットで移植している。ホイールは15インチのワタナベ8スポーク、タイヤにはDNA GPを履く。

快適装備はもちろん最新フルコンで綿密に制御してどんなシーンでもセル1発始動、渋滞で水温を気にする必要もなし。日常に溶け込める安定性と高バランスを手にしたこのサンマルは、旧車チューンの理想形のひとつかもしれない。

●取材協力:JUNオートメカニック 埼玉県入間市狭山ヶ原松原102-1  TEL:04-2934-5335