ボッタス、メルセデスF1との契約延長に安堵するも、契約のパフォーマンスへの影響は否定

 バルテリ・ボッタスは、メルセデスF1との将来が確保されて以来、気分が晴れたと語っており、将来の不確実性がサマーブレイク前のパフォーマンスに影響を及ぼした可能性について考えを巡らせている。

 ボッタスは2019年シーズン最初の4戦を2度の優勝からスタートし、その時点ではチームメイトのルイス・ハミルトンと互角の戦いをしていた。

 しかしながらボッタスは、その後の8戦では1度も勝利することができなかった。一方のハミルトンはその間に合計6回の優勝を飾り、ドライバーズ選手権でボッタスとの差を63ポイントにまで広げている。

 ボッタスは、夏の間の契約交渉が結果に影響を及ぼしたのかどうかを疑問に思っている。

「いつも同じだった。正直に言って、そのことで違いがあったとは言えない」とボッタスは語った。

「僕が言えるのは、この先は影響が出ることはないということだ。すべてのことが落ち着いたと分かっているからね」

「契約の話し合いがあろうがなかろうが、そうしたことが思考プロセスやレース技術、週末の準備にどのように影響するのかを話すのは不可能だ」

「自分自身のことは分かっている。物事が落ち着いていて、妨げになるようなことがないときの方が良いパフォーマンスができる。だから今の方がサマーブレイク前よりも気分が良いのは確かだよ」

 アゼルバイジャンGP以降はチームメイトに圧倒されていたボッタスだが、着実にポイントは獲得しており、リタイアしたのはホッケンハイムで行なわれたドイツGPの1回のみだ。このときのボッタスは波乱のコンディションのなか、チェッカーフラッグまであと8周のところでクラッシュを喫した。

 ボッタスの心にひっかかっていた契約交渉の件が、潜在意識のなかで彼の注意をそらしてしまったのだろうか?

「ホッケンハイムでやったようないくつかのミスに、契約交渉の影響があったのかどうか分かるといいんだけどね」とボッタスは振り返った。

「でも正直なところそうとは言えない。レースに出ている時には、『来年の契約はどうなるんだ?』なんて考えないからね。でも何らかの影響があったとしても、それは誰にも分からないことだよ」