ランボルギーニ初のハイブリッド「シアン」は故ピエヒ博士に捧げる特別なモデルに【フランクフルトショー 2019】

ランボルギーニ初のハイブリッド「シアン」は故ピエヒ博士に捧げる特別なモデルに【フランクフルトショー 2019】

Lamborghini Sian FKP 37

ランボルギーニ シアン FKP 37

ランボルギーニ、真の理解者への敬意を払う

アウトモビリ・ランボルギーニは第68回フランクフルト・モーターショーで同社初のハイブリッドスーパースポーツをワールドプレミアした。

当初は「シアン」と呼ばれてきた本モデルだが、正式車名が「シアン FKP 37」と発表された。先日逝去した故フェルディナント・カール・ピエヒ(Ferdinand Karl Piech)に敬意を示したもので、数字の「37」はピエヒの生まれた1937年を意味する。

フランクフルト・モーターショー_ランボルギーニ・シアンFKP37発表_フロントスタイリング1

アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは語る。

「Dr.ピエヒは本質的にランボルギーニブランドの魅力とポテンシャルを理解していました。比類なきイタリアンスポーツカーのアイデンティティとデザイン、そしてエンジニアリングDNAを守りながら、いかにしてフォルクスワーゲングループの中で立ち位置を築きあげるかについてもです」

「Dr.ピエヒはエンジニアであり開拓者でした。とりわけ象徴的なランボルギーニのV12パワートレインを正当に評価してくれていました。ランボルギーニ シアン FKP 37は、そこに革新的なハイブリッド技術を組み合わせています。シアン FKP 37は、Dr.ピエヒの存在を確かめるとともに、ランボルギーニの将来に通じる革新的な道筋を示すモデルです」

フランクフルト・モーターショー_ランボルギーニ・シアンFKP37発表_リヤスタイル2

200万ユーロ超えでもすでに完売

シアン FKP 37のハイブリッドシステムには、世界で初めて蓄電にスーパーキャパシタを採用。未来的なデザインも、同社初の電動化量産モデルであること、先進的なハイブリッド技術を搭載していることを主張する。ちなみに「シアン」はランボルギーニの故郷、ボロネーゼの方言で“閃光”または“稲妻”を意味する単語だ。

システム最高出力は819hpに達し、パワーウェイトレシオはランボルギーニのV12モデル中で最高の1.0kg/hpを実現した。タイヤは専用設計のピレリ Pゼロを採用する。0-100km/h加速は2.8秒を下回り、最高速は350km/h以上という。車体価格は税抜きで200万ユーロ(約2億3700万円)超えだが、すでに生産分の63台は完売している。

現在、各顧客はチェントロ・スティーレおよびカスタマイズ部門のアド・ペルソナムのチームとともに、好みの仕様を仕立て上げる作業の最中という。