アウディ、A5/S5のマイナーチェンジを本国で発表。マイルドハイブリッド化と最新MMIで商品力を強化

アウディ、A5/S5のマイナーチェンジを本国で発表。マイルドハイブリッド化と最新MMIで商品力を強化

Audi A5/S5

アウディ A5/S5

2代目A5/S5の装備を最新アウディ基準へ格上げ

アウディはミドルサイズクーペ、A5のマイナーチェンジモデルを本国で発表した。充実の先進装備とマイルドハイブリッドユニットを獲得し、A7に共通する最先端のデザイン言語を用いることで、商品的価値に磨きをかけた。

A5の初代は2007年に登場。A4をベースにワルター・デ・シルバ、和田 智体制のもとでスタイリッシュなエクステリアを採用。80ベースのアウディ・クーペが1996年にカタログ落ちして以来の4ドアクーペとしてデビューした。

アウディ_A5_スポーツバック_正面イメージ

今回マイナーチェンジを受けたのは、2016年にMLBプラットフォームを採用して誕生した2代目A5。ハニカム構造を採用したシングルフレームグリルはよりフラットで幅広くなり、最新アウディらしい精悍なフロントマスクとなった。

ヘッドランプは全車LEDが標準になり、オプションでマトリクスLEDヘッドランプとシーケンシャルターンランプを用意。さらに、レーザーライトを備えたマトリクスLEDライトも最上級装備としてラインナップする。

アウディ_A5_クーペ_コクピット

ナビゲーションやオーディオなどの機能を集約した統合型オペレーションシステムのMMI(マルチメディア・インターフェース)タッチシステムも進化。従来のロータリー型プッシュボタンに代え、触覚および音響でフィードバックを伝えるタッチディスプレイを配置した。日常的な会話言語を理解する音声認識機能も搭載している。

インフォテインメント系のプラットフォームは第三世代のMIB 3となり、プロセッサー性能を強化。ナビゲーションの動作やマルチメディア再生などの様々な機能をよりスムーズに稼働させる。Wi-Fiホットスポット機能も標準。12.3インチの液晶ディスプレイ(1920×720ピクセル)を用いたアウディ・ヴァーチャルコックピットとマルチファンクション・ステアリングホイールも採用した。

アウディ_A5_スポーツバック_リアシートイメージ

12Vと48Vのマイルドハイブリッドを追加

パワートレインのハイライトとして、マイルドハイブリッドシステムを新たに追加。ベルト駆動式のオルタネーター兼スターターを搭載し、減速時にはエネルギーを回生して小型のリチウムイオンバッテリーへ蓄える。直列4気筒モデルは12V、V6モデルは48Vのシステムを採用している。3リッターV6ディーゼルを搭載するS5 TDIの場合、電動化およびコースティング機能の活用により100kmあたり0.4リッターの燃料消費を削減することができるという。

トップグレードのS5クーペおよびS5スポーツバックの欧州仕様には、3リッターV6ディーゼルユニットの3.0 TDIを搭載する。ターボチャージャーとマイルドハイブリッドを併用し、最高出力347hp/最大トルク700Nmを発揮。0-100km/h加速はクーペ、スポーツバックともに5秒を下回るという。最高速は250km/hにリミッター制御される。

欧州以外のマーケットに向けたS5クーペ/S5スポーツバックには、3リッターV6ガソリンエンジンの3.0 TFSIを採用。直噴のターボユニットは最高出力354hp/最大トルク500Nmを発生する。3.0 TFSIを積んだS5クーペの0-100km/h加速は4.7秒。スポーツバックはほんのわずか、10分の2秒だけクーペよりタイムが落ちるという。

アウディ_A5_カブリオレ_俯瞰走りイメージ

もちろんカブリオレもラインナップ

伝統的な幌を採用したA5カブリオレとS5カブリオレもラインナップ。電動のソフトトップは50km/hまでなら走行中でも操作が可能で、開閉に要する時間は15秒。屋根を閉めた状態のトランク容量は370リッターで、分割可倒式のリアシートを畳めば収納空間を増やすことができる。

アウディ_A5_クーペ_リアイメージ2

欧州での新A5/S5の受注開始は2019年秋にスタート。2020年初頭からデリバリーを始めるという。ドイツ本国の参考価格では、12Vのマイルドハイブリッドを搭載したA5 クーペ 40 TSFIが4万2900ユーロ(約510万円)、S5 クーペおよびS5 スポーツバックは6万6500ユーロ(約790万円)からとなる。

日本への導入時期、および価格は未定。