eスポーツとモータースポーツをコラボ。『JeGTグランプリ』プレ大会を9月29日に神戸で開催

 近年、にわかにさまざまなスポーツ大会で採用され脚光を浴びているeスポーツ。そんなeスポーツとモータースポーツをコラボレーションしたという新たなレースカテゴリー『JeGTグランプリ』が、9月29日に神戸市東灘区・六甲アイランドの神戸ファッションマートで、プレ大会を開催することになった。

 この『JeGTグランプリ(Japan electronic sports Grand Touring)』は、クルマ業界における若者のクルマ離れ解消と、eスポーツ業界における国内市場のさらなる発展を目指し立ち上げられたJeGT実行委員会により立ち上げられた新たなレースカテゴリー。モータースポーツとeスポーツを融合させ、プロのレーシングチームやプロゲーミングチーム等が、レーシングゲームで王座を競うというものだ。

 モータースポーツは大きな魅力がある一方、特に日本ではサーキットは遠方で、新規ファンの獲得に難しさがある。クルマの魅力を知らない層への訴求が課題だ。一方でeスポーツは、ゲーム試遊台を用意すればさまざまな場所で開催することが可能な一方、まだ黎明期にあり、現時点における国内での認知度やスポーツとしての理解度はまだ低い。

 JeGT実行委員会は、その両者の課題を補完し合いながら魅力を活かし、かつ開催地を限定しないことで地域振興にも貢献するべく、この『JeGTグランプリ』を立ち上げたとしている。現実のモータースポーツ同様、年間を通じたラウンド制の大会を全国の商業施設等で実施し、プロレーシングチームとプロゲーミングチームを中心に参戦を募るという。

 そんな『JeGTグランプリ』の発足を記念したプレ大会が、9月29日に神戸市東灘区・六甲アイランドの神戸ファッションマートで開催されることになった。今回はプレイステーション4用ドライビングシミュレーターの『グランツーリスモSPORT』を使用する。

 そんな記念すべきプレ大会には、茨城国体での『全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI』で千葉県代表となった新川真也が、プロチームとして『NISSAN×TRUST Racing×1’s BATTLE DOGS』から参戦。そして、スーパーGT GT300クラスで活躍するD’station Racing AMRから、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが参戦することになった。eスポーツと現実のGTドライバーが、いったいどんな戦いをみせるのか、これだけでも楽しみだ。また、HKSやRAYSといったメーカー、REVSPEEDやweb optionなどの媒体チームも参戦する。

 今回、プロスポーツチームとして参戦することになったD’station Racingは、この『JeGTグランプリ』に向け、2020年はシリーズ全戦の参戦も予定しているという。また、群馬県太田市で運営をするシュミレーター店舗『D’station Racers』から一般のドライバー選抜イベントも予定しているとのことだ。

 さらに当日は、ニッサンGT-Rの田村宏志チーフ・プロダクト・スペシャリストのトークショーや、ニッサンGT-Rニスモの2020年モデル、50周年モデルの展示なども予定。キッズメカニック体験などのプログラムが用意されるという。

 詳細情報は、オープンしたばかりのホームページ(https://www.jegt.jp)まで。

D’station Vantage GT3をドライブするジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(右)
D’station Vantage GT3をドライブするジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(右)