最高速度345km/h! ノヴィテックが「フェラーリ 488 ピスタ」のプログラムを発表

最高速度345km/h! ノヴィテックが「フェラーリ 488 ピスタ」のプログラムを発表

NOVITEC Ferrari 488 Pista

ノヴィテック フェラーリ 488 ピスタ

最高出力82hp&最大トルク128Nmものパワーアップ

フェラーリを中心にチューニングカーを展開する、ドイツのノヴィテック(NOVITEC)が「フェラーリ 488 ピスタ」のカスタマイズプログラムを発表した。

今回、488シリーズ最強の“ピスタ”のV8ツインターボに、得意のエンジンチューニングを敢行。ベースモデルと比較し、最高出力82hp&最大トルク128Nmものパワーアップを実現した。さらに最高速は345km/hにまで達している。

488 ピスタは、マラネロのエンジン部門がこれまでに公道走行用に開発したなかで、最も強力なV8エンジンを搭載する。それでも「さらなるビッグパワーが欲しい」というリクエストがノヴィテックには届いていたという。今回、同社のエンジンスペシャリストは、この高性能パワーユニットをさらに強化することを開発の主眼に置いた。

3段階のエンジンチューンプログラムを用意

V8ツインターボ・エンジンの強化プログラムは3段階のレベルが用意された。2基のノヴィテック Nトロニック・コントロール・モジュールを搭載し、ECUに新たなマッピングを採用したことでエンジンのパフォーマンスアップを実現している。

最も過激なレベルのエンジンチューンプログラムでは、純正仕様と比較して60kW(82hp)もパワーアップした最高出力590kW(802hp)というビッグパワーを獲得。最大トルクも128Nm増加して898Nmという数値を記録している。この結果、0-100km/h加速は2.7秒、最高速度は345km/hという驚きのパフォーマンスを発揮する。

公道でも扱いやすい抜群のスロットルレスポンス

出力を最適化しエンジンサウンドを楽しむためにも、ノヴィテック・レース・ハイパフォーマンス・エキゾーストシステムを組み合わせることが推奨されている。仕様素材はステンレス製か、F1にも使用されている軽量インコネル製からチョイスすることが可能だ。

「最高のパフォーマンスと同時に、一般公道でのスロットルレスポンスの良さなど使いやすさも抜群!」と、ノヴィテックのエンジニアは胸を張る。

風洞実験により最適化されたエアロダイナミクス

エクステリアに関しては見た目の派手さではなく、風洞実験によるエアロダイナミクス性能が重視された。ノヴィテック・スポイラーブレードが取り付けられたフロントセクションは、高速域でのドラッグを低減。ボンネットフードの滑らかなモールディングは、見る者にエレガントな印象を与えるだろう。

また、ノヴィテック・ロッカーパネルを取り付けることで、スポーティな外観を実現しただけでなく、ボディ側面のエアフローを最適化。サイドミラーには繊細なデザインのノヴィテック・カーボンカバーも装着される。リヤセクションにはリップスポイラーが取り付けられ、洗練された空力バランスを実現した。また、ブラックアウトされたテール&ウインカーレンズも特徴と言える。

ノヴィテック・フェラーリ488ピスタ_ディテール_01

ヴォッセと共同開発のセンターロック式ホイールを採用

足元にはアメリカのホイールメーカー・ヴォッセ(Vossen)と共同開発した、センターロック式軽量鍛造“NF10”アルミホイールを採用。タイヤはフロントに255/30ZR21、リヤに335/25ZR22のピレリP Zeroを履く。

足まわりにはノヴィテック製スポーツスプリングを装着してベースから35mmローダウン化。地下駐車場などでの扱いやすさも考慮し、ボタンひとつで車高を40mm上げることが可能な油圧式フロントリフトシステムを採用している。このシステムは車速が80km/hに達すると自動的に元のポジションに戻される。

ノヴィテック・フェラーリ488ピスタ_コクピット_01

多彩なインテリアカスタマイズも用意

もちろん、これまでにノヴィテックがリリースしてきたプログラム同様に、インテリアも様々なカスタマイズが可能。カスタマーの好みに合わせ、レザー、アルカンターラ、カーボンなど、カラーや素材に拘った独自のコクピットを作り出すことができる。