ヤマハ中須賀が岡山のレコードを4年ぶりに更新してポールポジション獲得/全日本ロード第6戦

 全日本ロードレース選手権JSB1000クラスは8月31日、岡山国際サーキットで第6戦の公式予選が行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が1分27秒178を記録し、岡山のコースレコードを4年ぶりに更新して2019年シーズン3度目のポールポジションを獲得した。

 第6戦岡山は1レース制での開催。予選はQ1、Q2のノックアウト方式で、Q1は全車出走で35分間タイムアタックが行われ、上位10台がQ2へ進出。Q2では15分間のタイムアタックを行いポールポジションを争う。JSB1000のノックアウト予選ではタイヤの使用本数が設けられており、フロントとリヤ各2本ずつ2セットを使用することができる。

 前日30日に行われたART合同走行で総合トップとなったのは1分27秒932をマークした野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。総合2番手は1分28秒197で渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)、総合3番手は1分28秒389で中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)と続いた。前戦、負傷を抱えるなかで3位表彰台を獲得したポイントリーダーの高橋巧(Team HRC)は1分28秒937を記録し、総合5番手で初日を終えている。

 JSB1000の予選Q1は、手元の計測で気温28度、路面温度32度のドライコンディションで定刻通り14時からスタート。午前中は青空が広がり、強い日差しが差していたが、JSB1000の予選開始前には厚い雲がサーキットを多い始めた。

野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

 セッション開始から5分が立ったところで中須賀、水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)、野左根が早々に1分27秒台に入れる。この時点でリーダーボードのトップに立ったのは1分27秒656を記録した野左根、2番手は1分27秒659で中須賀、3番は1分27秒898で水野と続く。

 セッションが16分を経過したところで中須賀克行が野左根のタイムを塗り替え、1分27秒601でトップに立つ。その後、セッション終了まで中須賀のタイムを上回る者は現れず、中須賀がQ1をトップで通過した。2番手に野左根、3番手に水野とここまでが1分27秒台だった。

 以下、4番手に渡辺一樹、5番手に高橋、6番手に渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)、7番手に加賀山就臣(ヨシムラスズキMOTUL)、8番手に前田恵助(YAMALUBE RACING TEAM)、9番手に岩戸亮介(Kawasaki Team GREEN)、10番手に秋吉耕佑(au・テルル MotoUP RT)と続き、Q2進出を果たした。

 予選Q2は14時45分からスタート。温度条件は手元の計測で気温26度と変わらないものの、曇りの影響か路面温度は31度に下がっていた。

 コースオープンと同時に全車コースイン。開始5分で水野が1分27秒445を記録してトップに立つが、すぐに中須賀が1分27秒338をマークして水野のタイムを塗り替える。

Q2序盤にトップタイムを記録した水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)
Q2序盤にトップタイムを記録した水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)

 残り5分を切ろうとうとうころで中須賀はさらにタイムを更新。1分27秒178をマークし、2015年に自身が岡山で記録したコースレコード、1分27秒182を塗り替えた。

2019年シーズン3度目のポールポジションを獲得した中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
2019年シーズン3度目のポールポジションを獲得した中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

 1分27秒台に入れていた水野、野左根、高橋も最後のアタックでタイム更新を試みるも及ばず、中須賀が4年ぶりに岡山国際サーキットのコースレコードを更新し、開幕戦もてぎ以来5レースぶり、2019年シーズン3度目のポールポジションを獲得した。

 2番手は1分27秒445で水野、3番手は1分27秒661で野左根が続き、ポイントリーダーの高橋は4番手で予選を終えた。

 全日本ロードレース第6戦岡山のJSB1000クラス予選結果は以下の通り。

■全日本ロードレース選手権第6戦岡山
JSB1000クラス公式予選順位結果(編集部集計)

Pos. No. Rider Team Type Tire Session Time
1 1 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM ヤマハYZF-R1 BS Q2 1’27.178
2 634 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda ホンダCBR1000RR SP2 BS Q2 1’27.445
3 4 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM ヤマハYZF-R1 BS Q2 1’27.661
4 13 高橋巧 Team HRC ホンダCBR1000RR SP2 BS Q2 1’27.708
5 23 渡辺一馬 Kawasaki Team GREEN カワサキZX-10RR BS Q2 1’28.306
6 12 加賀山就臣 ヨシムラスズキMOTUL スズキGSX-R1000RL9 BS Q2 1’28.330
7 64 岩戸亮介 Kawasaki Team GREEN カワサキZX-10RR BS Q2 1’28.687
8 75 前田恵助 YAMALUBE RACING TEAM ヤマハYZF-R1 BS Q2 1’29.055
9 090 秋吉耕佑 au・テルル MotoUP RT ホンダCBR1000RR SP BS Q2 1’29.101
10 26 渡辺一樹 ヨシムラスズキMOTUL スズキGSX-R1000L9 BS Q2 1’29.130
11 71 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX スズキGSX-R1000 DL Q1 1’29.614
12 46 星野知也 TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW BMW・S1000RR PI Q1 1’29.655
13 35 亀井雄大 Honda Suzuka Racing Team ホンダCBR1000RR SP2 BS Q1 1’29.735
14 19 濱原颯道 Honda Dream RT 桜井ホンダ ホンダCBR1000RR SP BS Q1 1’29.960
15 080 羽田太河 au・テルル MotoUP RT ホンダCBR1000RR SP BS Q1 1’30.040
16 44 関口太郎 Team ATJ ホンダCBR1000RR SP2 BS Q1 1’30.207
17 77 伊藤和輝 will-raiseracingRS-ITOH カワサキZX-10RR BS Q1 1’30.227
18 18 津田一磨 Team BabyFace ヤマハYZF-R1 BS Q1 1’30.285
19 87 柳川明 will-raiseracingRS-ITOH カワサキZX-10RR BS Q1 1’30.397
20 85 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ ヤマハYZF-R1 DL Q1 1’31.295
21 70 清末尚樹 TeamWITH87KYUSHU カワサキZX-10RR BS Q1 1’32.093
22 31 小島一浩 Honda緑陽会熊本レーシング ホンダCBR1000RR DL Q1 1’32.503
23 56 田尻悠人 GOSHI Racing ホンダCBR1000RR SP2 BS Q1 1’32.801
24 30 須貝義行 チームスガイレーシングジャパン アプリリアRSV4RF BS Q1 1’33.283
25 22 児玉勇太 TEAM KODAMA ヤマハYZF-R1 BS Q1 1’33.384
26 37 黒木玲徳 GOSHI Racing ホンダCBR1000RR SP2 BS Q1 1’33.791
27 99 吉田和憲 icuRTモトキッズ中日本自動車短大 ヤマハYZF-R1 BS Q1 1’33.823