BMW、2019年フランクフルト・ショーに新型X6を始めニューモデルを多数展示

BMW、2019年フランクフルト・ショーに新型X6を始めニューモデルを多数展示

BMW X6

展示テーマは「ドライビングプレジャーの未来」

BMWは、2019年9月12日〜22日にかけて開催されるフランクフルト・モーターショー(IAA)において、「ドライビングプレジャーの未来」というテーマを掲げ、メインエントランス・ホール11で様々なニューモデルを展開する。

現在、世界中のプレミアムカーメーカーが継続的に新車をマーケットに投入していることを受けて、今回のIAAにおいてBMWは幅広いレンジに渡るニューモデルだけでなく、将来のモビリティを踏まえたコンセプトカーや先進テクノロジーの展示も行う。

X6にパワフルなV8を始め4種類のエンジンを用意

フランクフルト・ショーの目玉となるのが、第3世代に進化した最新スポーツアクティビティクーペ「X6」だ。2007年のフランクフルト・ショーで「コンセプトX6」がデビューしてから12年、BMWが新たに作り上げた新セグメント “スポーツアクティビティクーペ”は3世代目に進化する。

スポーティなクーペスタイルは、さらにダイナミックで筋肉質なエクステリアに生まれ変わった。オプションで用意されたBMWレーザーライトを組み合わせることで、圧倒的に華やかなルックスも手に入れることができる。インテリアは運動性の高さを予感させながら、独特の個性をアピール。最新のコネクティビティシステムを搭載し、音声認識に対応するBMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントも採用された。

4種類のパワーユニットが用意され、2019年11月からドイツでの販売がスタートする。ラインナップの頂点に立つのは強力なV型8気筒ガソリンユニットと、直列6気筒ディーゼルユニットを搭載した2つのMモデルとなる。

BMW X5 Protection VR6

BMW X5プロテクションVR6

防弾装備が与えられたX5のセキュリティ仕様

その他にも、前輪駆動となった「1シリーズ」、4ドア高級スポーツ「8シリーズ・グランクーペ」、「3シリーズ・ツーリング」、「X1」の特別仕様車を展示。そして防弾規格・VR6の装甲レベルを持つセキュリティ用車両「X5プロテクションVR6」も世界初公開される。

6月に開催された「BMW Group #NEXTGen」において、初公開された未来のドライビングプレジャーを提示した自動運転&PHEVコンセプトスポーツ「ヴィジョン M NEXT」も持ち込まれる予定だ。

BMW 1 Series

BMW 1シリーズ

各市場に合わせたニューモデルを次々に投入

IAAで展示されるニューモデルに関しては、BMWの多様な車種戦略を表しているだけでなく、同社の2020年までの経営戦略“NUMBER ONE > NEXT strategy”に基づき、将来の戦略を見据えたものとなった。この経営戦略はテーマとして“D+ACES”を掲げており、それぞれ、D=デザイン(Design)、A=自動運転(Automated driving)、C=コネクティビティ(Connectivity)、E=電動化(Electrification)、S=サービス(Services)を意味している。

2019年、BMWは新車攻勢を続けており、2019年1月から6月にかけて過去最高の販売台数を記録した。これは160ヵ国におよぶ市場に合わせたラインナップを展開していることが大きい。柔軟なマーケット戦略を支えているのは、高効率ガソリンエンジンとディーゼルエンジン、フルEV、プラグインハイブリッドシステムなど、多様なパワートレインを用意していることも理由に挙げられている。

BMWグループは、柔軟性の高いプラットフォームを活用することで、市場の動向や需要に迅速に対応したモデルを投入している。結果として、ライバルに対し明確なアドバンテージを握っている。その一例として挙げられるのが、人気SAVの「X3」だ。ガソリンやディーゼルといった従来のパワートレインに加えて、来年からプラグインハイブリッドとフルEVが選択できるようになる。

拡大するハイブリッド/EVのラインナップ

BMWは、ハイブリッドとEVのラインナップを拡大しており、欧州と世界市場においてハイブリッド/EVモデルの販売台数が最も多いプレミアムブランドとなった。

2シリーズ、3シリーズ、5シリーズ、7シリーズ、X5、MINI カントリーマンなどのプラグインハイブリッド仕様に、最新のバッテリーセル技術を新たに導入。この結果、航続距離が伸びただけでなく充電性能も向上し、多くのカスタマーにとって選びやすい車種となった。

2020年にはX3、X1、3シリーズ・ツーリングにプラグインハイブリッド仕様が登場。また、フルEVモデルのMINI クーパーSEも公式デビューを飾る。2023年までにBMWグループが提供する電動パワートレイン搭載モデルは、25種にまで拡大する予定だ。