140km/hで走行! 自分でロック解除して車内へ! 子供にクルマのカギを持たせてはダメ!!

■クルマのカギを持ちだした子供が取り返しのつかない事故を起こすこともある

先日、ドイツで8歳の男の子がカギを勝手に持ち出して、夜中にフォルクスワーゲン・ゴルフで高速道路を走行したというニュースがありました。報道によれば高速道路では140km/hを出したということです。クルマは安全に停止していたそうなので事件にはせず、注意で済ませたということですが、一歩間違えれば大きな死傷事故になっていた可能性は高いインシデントです。

キーレス化したクルマのカギでは簡単に開けられる
キーレス化したクルマのカギでは簡単に開けられる

また、沖縄ではクルマのカギを持った3歳の女の子が、一人でクルマに乗り込み、チャイルドロックがかかっていたため後席ドアを開けることができなくなり、そのまま熱中症で亡くなってしまったという悲しいアクシデントも報道されています。数年前には当時8歳の男の子が一人で荷物を取ろうとしてラゲッジスペースで逆さまになって窒息死してしまったという事故も起きています。

大人の目が届いていない状況でクルマに乗り込むというのは本当に危険なのです。

いずれにしても、子供が一人でクルマに乗り込むにはカギを持っているか、カギが付けっぱなしになっているか、またはアンロックした状態にしているときといえるでしょう。ですから、こうした悲しい事故を防ぐには、クルマのカギを子供が持ちだせないようにすること、そして大人の目が届かない状態でクルマに乗り込めないようにしておく(ロックしておく)ことが重要になります。

目的地に到着して、多くの荷物を出し入れするときなど、ついついロックを忘れてしまうこともありますし、またクルマのカギもテーブルの上など見えるところに置いてしまいがちです。しかし、子供というのは意外に大人の行動を見ていて、クルマの使い方を覚えているものです。カギを操作してウインカーが点灯する様子がおもしろいと思っているかもしれません。ですから、クルマのカギもおもちゃ的な感覚で持ちだしてしまうこともあるわけです。

子どもは大人の行動をよく見て真似るもの
子どもは大人の行動をよく見て真似るもの

ちょっとしたいたずらや遊びで済めばいいのですが、そうした行為が悲しい事故につながってしまうこともあるのです。クルマから離れるときにロックするのは当然としても、子供がカギを持ちださないよう保管についても意識すべきかもしれません。とくに小さなお子様のいる家族では、あらためて運転する人同士で話し合っておくことをお勧めします。

※画像はイメージです。

(山本晋也)