クビアト、アルボンを昇格させたレッドブル首脳陣の選択を尊重。「チームは彼の能力を知りたがっている」

 トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、チームメイトのアレクサンダー・アルボンをレッドブル・ホンダに昇格させるというチーム首脳陣の決断を尊重しており、自身は2020年のシートを確保するために全力を尽くすことに集中すると語った。

 レッドブル・レーシングでパフォーマンスを向上させることができずに苦しんだピエール・ガスリーは、ハンガリーGP後に苦い結末を迎えることになった。チームはガスリーをトロロッソに降格し、アルボンをマックス・フェルスタッペンのチームメイトに起用することを決めたのだ。

 より多くの経験を持つクビアトではなく、F1で12戦の経験しかないアルボンが、誰もが望むレッドブルのシートをつかんだことに驚いた者は多い。クビアト自身もそのひとりだったのではないだろうか。

F1第13戦ベルギーGPからレッドブル・ホンダで出走するアレクサンダー・アルボン
F1第13戦ベルギーGPからレッドブル・ホンダで出走するアレクサンダー・アルボン

「1日ですべてを知ることになった」とクビアトはロシアの『Championat』に語った。

「(レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・)マルコ博士と電話で話をしたんだ。こうした決定を尊重し、進んでいく必要がある」

「アルボンが勝てるマシンに乗り、フェルスタッペンのようなパートナーがいる状況で、どのようなパフォーマンスを見せるのかを、チームは知りたいのだと思う」

「僕はすでにレッドブルにいたことがある。そのことが、この選択において重要な意味を持っていたのだろう」

「2019年の後に起きることは、まだ確定していない。あと2、3週間待つ必要があるだろう。そのころには見通しがはっきりしてくる」

 クビアトは、自身の状況について考えすぎることなく来年を見据えて、シーズン後半戦に最高の力を発揮するつもりだと語った。

「この状況を違う視点から見ることもできるけれど、そうするつもりはないし、深く分析するつもりもない」と25歳のクビアトは付け加えた。

「優れた仕事をすれば、すべてがうまくいくだろう。それははっきりしている。だから自分自身の結果や進歩に目を向ける必要がある」

「何もかもがうまく進めば、将来すべてのことが順調にいくだろう。だからこうしたことをいつまでも考え続けるつもりはない。それがコース上での結果に結びつくわけではないからね」

「自分の仕事をうまくやるだけだ。僕らにはそれができる力がある」とクビアトは付け加えた。

「トロロッソはドイツで表彰台を獲得した。チームワークと僕自身の力によって、11年間ぶりの表彰台を獲得したんだ」

「このチームに表彰台をもたらしたドライバーのひとりになれたことを、とてもうれしく思っている」